土曜の朝、しばらくぶりに顔を合わせた息子に私は、立て替えたお金の催促をしました。
4月のはじめから、立て替えていたお金です。
はなの注射代、治療費、息子の車とバイクの税金。
息子の車は、3ナンバーで、古い車なので、自動車税も高いんです。
色々合わせて、結構な金額になっています。
自動車税は放っておきたいのですが、私が立て替えなければ、息子は面倒くさがって、なかなか払いに行こうとしなくて、毎年督促状が来て、それでも払わず・・・
私はこの時期になると、いつ払うのか?いつ払うのかとハラハラします。
息子は払うつもりはあるのですが、払いに行くのが面倒らしい。
銀行振り替えにしてしまえば良いのに、それすら面倒だと言って、なかなかしません。
なので、2~3年前から、私が立替払いをして、返してもらっています。
息子が私にお金を返すつもりでいるのはわかっていますが、それでもあまり遅くなるのは困ります。
それに、あんまり時間が経ってしまうと、忘れられてしまう事だって十分考えられます。
なので、気がつけば、息子に催促していました。
すると、
「顔を見れば、金の催促なんだから・・・」
と言います。
土曜日も、また同じ事を言われるかなと思いましたが、催促しました。
すると、この日は、すんなり
「ああ・・そうかぁ。それじゃあ、今日、お金を下ろしてくるよ。」
と言ったのですが、
「今日、どこかへ出かける?」
と聞いてきたので、
「特に予定はないけど、お父さんを職場まで送って、その後、ウィンドウショッピングでもするかな?と思っているの。」
と言うと、息子は、
「じゃあ、俺も一緒に行って、金を下ろして、その後、買い物をするかな。」
と言いました。
息子は、ほとんど現金は手元におかずに、買い物はカードか携帯でしてしまうらしい。
せっかく、お金を下ろす気になったのですから、このチャンスを逃す手はありません。
主人を職場の近くで下ろした後、銀行でお金を下ろし、ショッピングモールへ行きました。
息子は、靴下やらTシャツやら帽子などを買いました。
私は、何も買わずにウインドウショッピングを楽しみました。
そろそろお昼近くなったので、
「中村屋のラーメンを食べていかない?」
と誘いました。
『中村屋』は、テレビのラーメンランキングでいつも一位を取るラーメン屋さんです。
私は何度か食べたのですが、息子は一度も食べたことがないと言っていました。
息子は、定番の塩ラーメンを、私は、女性に人気と書かれていたゆず塩ラーメンを頼みました。
見た目は塩ラーメンとほとんど変わりません。
違うところは、トッピングの青菜がミツバになっています。
食べると、柚子の香りがプーンとします。
私が、ここのラーメンの一番気に入っているところは、麺です。
ストレートで細くて、コシがあります。
食べ終わった後、息子は、
「さっぱりしすぎていて、オレには物足りない。」
と言っていました。
確かに、かなりさっぱりです。
醤油ラーメンの方が、もう少しコクがあるかもしれません。
でも、私は好きなラーメン屋さんの一つです。
今日もテレビに登場する店主はいませんでした。
私は、あの店に何度か入りましたが、一度も店主を見たことがありません。
そして、翌日の日曜日。
やはり、主人が仕事だったので、私が送りに出ようとすると、
「オレも行く」
と言い出だしました。
一緒に主人を送り、二人で近くのスーパーやドラッグストアで買い物しました。
というのも、息子は現在、ウィスキーに、はまっているらしいんです。
しかも、サントリーの『山崎』
超、高価なウィスキーです。
気ままな独身貴族だから飲めるのでしょうが、それでも、本人もあまりに高いと思うらしく、少しでも安い店、少しでも安い別のウィスキーを探したいと思っているようです。
それで、散々迷った結果、山崎の3分の2くらいの金額のウィスキーを買っていました。
それでも、私には高いなぁと思いましたが。
味はイマイチだったそうですが、徐々にランクを下げて、安いウィスキーに慣れるようにしたいと言っていました。
夜勤があるので、どうしてもお酒を飲まないと眠れない事があるようです。
今回の息子との外出で、息子が意外なことを言いました。
「パスポートはどこで作れるの?」と。
とにかく外国嫌いの息子です。
生涯、日本からは一歩も出たくないと言っていた息子です。
飛行機には一生乗らないと断言していました。
外国の景色はテレビで見れば十分だと言っていました。
その息子がパスポートの申請を考えている・・・
びっくりでした。
「どこか海外旅行でもするの?」
と言うと、
「考え中。」
と、言います。
誰かに誘われたんだろうと思います。
パスポートの申請を考えているということは、多少、心が動かされているということです。
私は少しうれしくなりました。
実際、行くかどうかはわかりませんが、海外をあんなに頑固に拒んでいたのに、少しにしろ、心が動かされている。
もしかしたら、将来、結婚だって、全く可能性がないわけではない。
何かきっかけがあれば、心が動かされることもあるかもしれない。
そう、思いました。
ちょっぴりうれしい気持ちになった息子との外出でした。
4月のはじめから、立て替えていたお金です。
はなの注射代、治療費、息子の車とバイクの税金。
息子の車は、3ナンバーで、古い車なので、自動車税も高いんです。
色々合わせて、結構な金額になっています。
自動車税は放っておきたいのですが、私が立て替えなければ、息子は面倒くさがって、なかなか払いに行こうとしなくて、毎年督促状が来て、それでも払わず・・・
私はこの時期になると、いつ払うのか?いつ払うのかとハラハラします。
息子は払うつもりはあるのですが、払いに行くのが面倒らしい。
銀行振り替えにしてしまえば良いのに、それすら面倒だと言って、なかなかしません。
なので、2~3年前から、私が立替払いをして、返してもらっています。
息子が私にお金を返すつもりでいるのはわかっていますが、それでもあまり遅くなるのは困ります。
それに、あんまり時間が経ってしまうと、忘れられてしまう事だって十分考えられます。
なので、気がつけば、息子に催促していました。
すると、
「顔を見れば、金の催促なんだから・・・」
と言います。
土曜日も、また同じ事を言われるかなと思いましたが、催促しました。
すると、この日は、すんなり
「ああ・・そうかぁ。それじゃあ、今日、お金を下ろしてくるよ。」
と言ったのですが、
「今日、どこかへ出かける?」
と聞いてきたので、
「特に予定はないけど、お父さんを職場まで送って、その後、ウィンドウショッピングでもするかな?と思っているの。」
と言うと、息子は、
「じゃあ、俺も一緒に行って、金を下ろして、その後、買い物をするかな。」
と言いました。
息子は、ほとんど現金は手元におかずに、買い物はカードか携帯でしてしまうらしい。
せっかく、お金を下ろす気になったのですから、このチャンスを逃す手はありません。
主人を職場の近くで下ろした後、銀行でお金を下ろし、ショッピングモールへ行きました。
息子は、靴下やらTシャツやら帽子などを買いました。
私は、何も買わずにウインドウショッピングを楽しみました。
そろそろお昼近くなったので、
「中村屋のラーメンを食べていかない?」
と誘いました。
『中村屋』は、テレビのラーメンランキングでいつも一位を取るラーメン屋さんです。
私は何度か食べたのですが、息子は一度も食べたことがないと言っていました。
息子は、定番の塩ラーメンを、私は、女性に人気と書かれていたゆず塩ラーメンを頼みました。
ゆず塩ラーメン
見た目は塩ラーメンとほとんど変わりません。
違うところは、トッピングの青菜がミツバになっています。
食べると、柚子の香りがプーンとします。
私が、ここのラーメンの一番気に入っているところは、麺です。
ストレートで細くて、コシがあります。
食べ終わった後、息子は、
「さっぱりしすぎていて、オレには物足りない。」
と言っていました。
確かに、かなりさっぱりです。
醤油ラーメンの方が、もう少しコクがあるかもしれません。
でも、私は好きなラーメン屋さんの一つです。
今日もテレビに登場する店主はいませんでした。
私は、あの店に何度か入りましたが、一度も店主を見たことがありません。
そして、翌日の日曜日。
やはり、主人が仕事だったので、私が送りに出ようとすると、
「オレも行く」
と言い出だしました。
一緒に主人を送り、二人で近くのスーパーやドラッグストアで買い物しました。
というのも、息子は現在、ウィスキーに、はまっているらしいんです。
しかも、サントリーの『山崎』
超、高価なウィスキーです。
気ままな独身貴族だから飲めるのでしょうが、それでも、本人もあまりに高いと思うらしく、少しでも安い店、少しでも安い別のウィスキーを探したいと思っているようです。
それで、散々迷った結果、山崎の3分の2くらいの金額のウィスキーを買っていました。
それでも、私には高いなぁと思いましたが。
味はイマイチだったそうですが、徐々にランクを下げて、安いウィスキーに慣れるようにしたいと言っていました。
夜勤があるので、どうしてもお酒を飲まないと眠れない事があるようです。
今回の息子との外出で、息子が意外なことを言いました。
「パスポートはどこで作れるの?」と。
とにかく外国嫌いの息子です。
生涯、日本からは一歩も出たくないと言っていた息子です。
飛行機には一生乗らないと断言していました。
外国の景色はテレビで見れば十分だと言っていました。
その息子がパスポートの申請を考えている・・・
びっくりでした。
「どこか海外旅行でもするの?」
と言うと、
「考え中。」
と、言います。
誰かに誘われたんだろうと思います。
パスポートの申請を考えているということは、多少、心が動かされているということです。
私は少しうれしくなりました。
実際、行くかどうかはわかりませんが、海外をあんなに頑固に拒んでいたのに、少しにしろ、心が動かされている。
もしかしたら、将来、結婚だって、全く可能性がないわけではない。
何かきっかけがあれば、心が動かされることもあるかもしれない。
そう、思いました。
ちょっぴりうれしい気持ちになった息子との外出でした。