まめたろうとスマホ

先日、まめたろうへのサンタさんからのプレゼントは、スマホになったという事を書きました。

たぶん、まめはもうサンタクロースを信じてはいないと思いますが、それは口には出しません。
ツブとミニは、思いっきり信じているので、サンタクロース宛に欲しいものを手紙を書いておいたようです。
でも、まめの気持ちは複雑だったようです。
プレゼントは欲しいけれど、今更手紙を書くという行為も受け入れられず、しかもプレゼントは高額なゲーム機だったので、両親から「それは無理だと思う」と言われていました。
なので、自分にはサンタさんからのプレゼントはないものと思っていたようです。

ところが、翌朝目を覚ますと、ちゃんと自分へのプレゼントがあり、しかもそれは、前から欲しいと思っていたスマホでした。
まめは、その瞬間、うれしさのあまり泣いたそうです。
ミニやツブは、よく泣きますが、まめはめったに泣くことはないように思います。
それが、うれしくて泣いたといので、この日の事は、まめにとって、よほどのことだったろうと思います。
「泣くほど喜んでくれたのなら、スマホにした甲斐があったね。」と娘に言いました。

スマホが来た日、早速スマホのケースを買いに行ったそうです。
サッカーボールがデザインされたケースでした。
そして、私に「電話番号を登録してね。」というＬｉｎｅを送ってきました。
それから夕方近くなって、電話がありました。
「どうしたの？」と言うと、「なんでもないんだけど、ちょっと電話してみた」と言います。
やはり、よほどうれしかったんだろうなと思いました。

翌日、ミニを迎えに娘の家に行った時、まめは、「見て！」と言って、私にスマホを差し出しました。
私は、うっかり
「これが買ってもらったスマホ？」
と言ってしまいました。
すると、まめは、う～んと首をかしげながら、何も答えませんでした。
すると、そばにいたツブが
「これ、サンタさんが持ってきたんだよ。」
と言いました。
私が、
「そうだったの～」
と言うと、
「サンタさんね、お兄ちゃんがスマホをお願いしたわけじゃなかったんだけど、スマホを持ってきたんだよ。」
と言っていました。

念願のスマホを持つことができて、ゲームばかりしていると困るなと思っていますが、今のところ、ゲームをするというより、スマホを持つことそのものがうれしいようです。
少し大人の仲間入りをしたような感じなのかな？