外壁塗装

これは、６月の初めに書いたものですが、アップせずにいました。
今頃ですが、アップしようと思います。

今日でやっと外壁工事は終わりになります。
工事中のお天気にもまあまあ恵まれ、足場を取るまでは予定通りスムーズに終わったのですが、業者が何軒かかけもちでやっているらしく、足場を取った後にやる作業が残ったままになっていました。
足場は別の業者なので、たぶん次の予定が入っていて、約束の期日までにどうしても外さなければならなかったのではないかと思いました。
足場は取れても、まだ最後の塗装が残っているので、塗料や道具などが敷地内に置かれたままになっているので、車を入れることができず、不自由な生活をしています。
ちょっとそんな不満はありましたが、仕事は丁寧で、満足の行く業者さんでした。

塗装のきっかけになったベランダの漏れですが、全部、板を剥がして中を見てもらった結果、中は、全く汚れていなくて、きれいだったので、玄関前の汚れは漏れではなく、そばにあるシャッターカバーに雨が当たり、それが跳ね返ることで汚れができているというのがわかりました。
この汚れです。


でも、屋上のベランダの汚れは、中に浸みこんでいるのがわかりました。


それで、ベランダの手すりのカバーを外して中を見てもらいました。


すると、中はとてもきれいで、全く水が浸みこんでいる感じはありません。
「この家を建てた大工さんは、仕事が丁寧で、どこもしっかり作られている」と、今回、見てくれた大工さんが言っていました。
でも、雨が浸みこんでいるのは事実で、その原因は、数か所あるビスが劣化して、その間から水がジワジワと浸み込んでいるんだろうということでした。それで、ビスの部分をすべてコーキングしてもらいました。
これで、たぶん、漏れはなくなるだろうと思います。
４社から見積もりを取ったのですが、漏れに関して、ここまでやってくれる業者はなかったので、全部見てもらって、安心することができました。

この業者は、最初に交換日記なるものを持ってきて、その日の作業や翌日の作業を記入して帰ります。




私たちは読んでサインをするだけで、何も書きませんでしたが、作業内容がわかり、それによって、翌日来た時にこちら側の要望などを話すことができて便利でした。

家の周辺は、こんな風に養生シートで囲われていたので、




シートの中に入ってしまったアジサイやカラー、モッコウバラなどの植物が気になっていましたが、全て元気に復活しています。
そして、枝だけにしてしまったモッコウバラには、たくさんの新芽が出始めています。

見積もりを取った時、ある業者は、サイディングの継ぎ目に関して、「きれいに塗れない部分もできてしまうけれど、特に構造上問題はないので、それは、仕方ない」と言っていました。
でも、今回お願いした業者は、最後にそういう部分も全部きれいに埋めてくれて、きれいに塗装してくれました。




一旦、全部塗装した後も何日かかけて、細かい部分を修正塗装してくれて、最後に、窓ふきまでしてくれました。
窓は、内側は簡単にできますが、特に二階の窓はなかなか外側の掃除まではできないので、今回、全部の窓を外側から拭いてくれたので、それは、本当にうれしかったです。
専門の掃除屋さんではないので、ざっとやってくれただけですが、それでもやらないよりはマシ、ずいぶん助かりました。

色に関しては、ずいぶん悩みました。
今までの色は、白というか生成りみたいな色だったので、今度は、なるべく汚れが目だないような色にしたいと思い、濃いめの色にするつもりでした。
でも、あまり黒っぽいと、かえって汚れが目立つという営業さんの言葉で、中間くらいの色にすることにしましたした。
茶系かグレー系で悩みました。私は、グレー系よりは茶系の方が温かみがあるような感じがして、茶系が良いと思いました。
色見本を貰った時、営業の人が、見本より実際に塗った感じの方が濃いめになるというので、モカという色を選んだのですが、塗り終わったところ、あまり濃いめになることはなく、ほぼ色見本通りでした。
最初、家族全員で、「イメージと違うね」と話ましたが、時が経つにつれ、見慣れたせいもあると思いますが、ずいぶん気に入ってきました。
実際、周辺を見回しても私の家と同じ色の家はなく、それも良かったなと思っています。

これで、また１０年くらい大丈夫だと思うので、あとは、息子が何とかするだろうと思っています。