はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

勘九郎とまめたろう

2008年04月28日 | 我が家
土曜日は、娘が仕事の日で、まめたろうの子守でした。

娘が動物病院へ勤めるようになってからは、3匹に関することはすべて、娘の勤務先にお願いするようになったので、3匹とまめたろうを連れて、みんなで狂犬病の予防注射に行きました。

まめは、車が走り出すと同時に眠ってしまい、病院に着いた時も熟睡状態でした。
なので、私が先に勘九郎を抱いて、受付をしました。
勘九郎を車に残しておくと、ヒンヒン鳴いてうるさいので、まめが起きてしまうからです。
ところが、勘九郎は、病院の中に入ると、ブルブル震えだし、待合室の中でヒンヒンキュンキュン鳴きます。
土曜日なので、待合室もいっぱいで、外で待っている人も多くいました。
みんな静かに待っているのに、勘九郎だけが、うるさい。
そばにチワワをつれた小学校2~3年生くらいの女の子がいたのですが、勘九郎を見て「可愛い」と言ってくれて、手を出すのに、勘九郎は女の子と遊ぶ余裕もなかったようです。
以前猫にやられたときに、病院で痛い注射をしたので、そのときの恐怖がよみがえってきたのかもしれません。
とにかく、震えが止まりません。
うるさくて、みんなに迷惑なので、勘九郎を外に連れ出し、外のベンチに座っていたのですが、それでも勘九郎のヒンヒンキュンキュンは止まりません。
娘の病院は小田急線の沿線にあるので、目の前をたくさんの電車が通ります。
ロマンスカーが通ったとき、私は思わず、
「ほら!勘九郎、見てごらん。電車よ。ロマンスカーよ!」
と言って勘九郎の気を引こうとしましたが、まめたろうじゃあるまいし、勘九郎にロマンスカーがうれしいはずはなく、おバカなことを言ったと一人、苦笑しました。

そうこうしているうちに、まめが目を覚ましたらしく、主人がまめとハイジとクマを連れてやってきました。
勘九郎はみんなを見ると、そちらの方に行きたがったので、勘九郎は主人に預け、私はハイジを抱いて待合室に入りました。
ちょうど診察を終えて、診察室からできてきた先ほどのチワワを連れた女の子が目を丸くしました。
「あれっ!白くなってる!!
女の子がいない間に勘九郎とハイジと交代したので、女の子は相当驚いたようです
「驚いたいでしょう?私は手品師なのよ。」
と言うと、一緒にいたお母さんが笑いました。

やっと順番が来て、最初に勘九郎が注射に行きました。
娘の同僚が勘九郎を連れて行ってくれました。
そして、注射を終えた勘九郎を娘が連れてきました。
娘は、
「次はハイジね。」
と言ってハイジを連れて行こうとしました。
まめは、突然ママが現れたので、とても驚いたようです。
目を丸くして、じーっと娘のことを見つめていました。
そして、娘がそのまま行ってしまい、姿が見えなくなった途端、まめの顔は見る見るゆがみ、大粒の涙をこぼしました。
主人に抱っこされていたまめは、主人にしがみついて泣きました。
そこへ、娘が注射を終えたハイジを連れて戻ってきました。
そして、次はクマです。
まめは、その間、ずっと泣いていました。
クマの注射を終えた後、
「ちょっとだけでも、抱いてやったら?」
と私が言うと
「だって仕事中だし、抱いたら離れなくなっちゃうもん。」
と娘は言いましたが、娘が手を出すと、まめは娘にしがみついて泣きました。
でも、娘は仕事に戻らなければなりません。
仕方なしに無理やり娘から離すと、まめは必死に娘にしがみつこうとします。
やっとのことで、駐車場まで来て、車に乗せようとしても抵抗して乗ろうとしません。
それでも、無理やり車に乗せると、病院の方を指差して「あっち、あっち」と言います。
その間も大粒の涙がぼろぼろこぼれます。
車が走り出しても泣き止まず、「あっち、あっち」とママのいるほうを指差すので、
「ママはお仕事なの。
その間は、いい子で待っていようね。
ママが帰ってくれば、いっぱい遊んでくれるでしょう。
まめがそんな風に泣いているとママはお仕事できなくなるよ。
ちょっとの間だから待っていようね。」
と一生懸命話し続けると、ようやく気持ちが落ち着いてきたようです。
車が病院から遠ざかってしまったので、諦めもついたのかもしれません。
気を取り直したように外の景色を見始め、タクシーやトラックを指差し、話をするようになりました。

まめを連れて娘の勤務先に行くのは、今までも何度かありましたが、今回のようにママ、ママということはありませんでした。
だんだん、色々なことがわかるようになってきて、ママを求める気持ちも強くなってきたのかなぁ。

あー、大変な子守の日でした。
まめを連れて娘の勤務先に行くのは、もう二度とごめんだナ。
フッー、疲れた


ライフスタイル ブログランキング


最新の画像もっと見る