授業参観

先日、二日間に渡って、小学校の授業参観がありました。
学年ごとに二日間に分けられて行われたようです。
幸いなことに、我が家は、まめとツブの日にちが重ならずに済んだので、娘は二人の授業を見ることができたそうです。
授業参観と言っても、学習発表会のようなもので、それぞれの学年が、この一年を通してできるようになったことを発表するものでした。

娘がビデオで撮って来てくれたので、私たちも二人の発表の様子を見ることができました。

第一日目は、まめたろうの授業参観で、まめは、一人で登場し、壁倒立を披露しました。
壁に両足をつけて、逆立ちをするものです。
まめは、きれいな形で倒立していました。
その他、クラス全員で歌う歌やグループに分かれての歌がビデオに納まっていました。

二日目は、ツブの発表の日です。
この日、ツブは、久しぶりに行き渋りました。
登校時、泣き始め、学校へ行くのを嫌がったそうです。
最近は、普通に登校するようになったのですが、久々の行き渋りでした。
この日の発表に自信がないというのが理由でした。
「ちゃんとできないかもしれない・・・学校へ行きたくない」
と言って泣きながら学校へ行ったそうです。

発表の時、ツブは一人でけん玉に挑戦しました。
他の子供の発表は、大抵５人前後、中には１０人くらいのグループになって発表することが多かったらしいのですが、ツブはたった一人での発表でした。
一人なので、始まる前の挨拶も自分でします。
「一年生になって、できるようになったことは、けん玉です。これからやりますから、見てください」
とツブは、もじもじしながら、小さな声で言いました。
そして、けん玉を披露しました。
緊張があるせいか、いつもより回数が少なく、３回繰り返しましたが、とても上手にできたとは言えませんでした。
でも、教室中から拍手が起こり、ツブは満足そうでした。

その後、ツブたちもクラス全員で合唱をしました。
その時の、歌の紹介をツブがしました。
同じく、もじもじして小さな声でしたが、一応、ちゃんと紹介していました。

ツブに、
「あれは、どうしてツブがやることになったの？」
と聞いたところ、先生からやるように言われたとのこと。
「へぇ～」
と、我が家は一斉に同じ声を挙げました。

そして、昨日は、『六年生を送る会』がありました。
全学年と一部の父兄が集まり、各学年が六年生の卒業祝いに出し物をするらしいのですが、その時に、ツブは一人で前へ出て行って、話をしたそうです。
もちろん、二言三言だと思いますが、娘はびっくりしていました。
「どうしてツブが？？？」
と言うと、まめが、
「ツブは学級委員だからだよ。」
と言います。
娘はそれも知らなかったらしく、
「ええっ？学級委員？？？どうしてツブが学級委員なの？」
と。
すると、ツブは、「やりたい！」と自分から手を挙げたんだそうです。
数人の立候補者があり、先生が、全員に目をつぶるように言い、立候補者の名前を言って、手が上がった人の数が多かった人が学級委員になったということでした。
へぇ～
一応、選挙で選ばれたってことだ！
自分から手を挙げたなんてびっくりでした。

引っ込み思案で臆病なツブの意外な面を知りました。
まだ７歳になったばかりのツブですが、これからも良い意味で意外な面を見せてもらって、私たちを驚かせて欲しいなと思います。