はーちゃんの気晴らし日記

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渡瀬恒彦氏の死に涙

2017年03月17日 | 出来事
昨日の朝起きてすぐにテレビのスイッチを入れた途端、渡瀬恒彦さんの事が流れていました。
「兄の渡哲也さんとは、仲が良かった」
などと言っていました。
突然の報道で、何かな?
と思いましたが、それでそのコーナーは終わって次の話題になったので、その時には、渡瀬氏が亡くなった事はわかりませんでした。
その後、再び、渡瀬恒彦氏の報道が流れ、その時になって初めて亡くなった事を知りました。
驚きました。
つい先日も再放送ではありますが、彼が出演するドラマを見たばかりでした。
主人が起きてくるのを待って、部屋に入ってくるなり、主人に話すと、主人も
「えっ?」
と言ったまま絶句でした。

私たち夫婦は、推理ドラマ、殺人事件のドラマが好きなので、そういうたぐいのドラマは大抵のものは見ています。
今回の報道で知ったのですが、渡瀬氏は昔はやくざ映画などに出演していたそうですが、最近は、元刑事とか現職の刑事の役が多く、そういう渡瀬氏しか私は知りません。
「おみやさん」「警視庁9係」「十津川刑事シリーズ」「タクシードライバー」など、彼主演のドラマはずいぶん見ています。
テレビ朝日の午後のドラマの再放送やBSの再放送を時間があれば見ている私たちなので、彼の事は、かなり身近な存在と感じていました。
私たちよりは年上ではありますが、年齢的にも私たちに近いので余計だと思います。

今日、兄である渡哲也さんのメッセージが流れました。
「弟を失いましたこの喪失感は何とも言葉になりません」
この言葉に、私も涙しました。
私の弟が亡くなった時の事を思い出しました。
兄ではなく弟を先に失くしたという喪失感。
それは、私にも共通したものと思いました。

そのメッセージを見て以降、渡瀬氏のニュースを見るたびに他人事とは思えず、胸が痛くなり涙がこぼれそうになります。
芸能人の死が、こんなに自分の感情にかかわってくるなんて初めての事です。
渡瀬氏が、弟とダブりました。

渡瀬氏は、余命一年という宣告があったそうです。
以前のドラマと比べても特にやつれた感じもなく、普通に役をこなしている感じがしていたので、この突然の訃報には衝撃を受けましたが、実際は、本人にも身内にも、わかっていたことなんだろうと思いました。

親しくしていたと言う江藤潤さんが弔問に訪れ、「穏やかな顔をしていた」と語っていたそうです。
渡瀬さんの最期の顔を想像しました。
そして、そんなに遠い先ではないかもしれない私の最期もそんな風に終わりたいと思いました。


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