先週の土曜日は、強風でした。
朝のうちは穏やかでお天気も良かったので、シーツなどの大物を洗濯しました。
午後になって洗濯物を取り込むためベランダに出たところ、干したはずのシーツが見当たりません。
風が強かったので、飛んでしまったんだなと思いました。
ベランダの中にはないので、下に落ちたと思いました。
グルーッと家の周辺を覗いてみましたが、シーツは見当たりません。
主人に
「大変なことになっちゃった!シーツがない!」
と言うと、主人もベランダに来て周辺を見まわしました。
当然、シーツは落ちていません。
主人は私の思い違いで、シーツは洗濯していなかったのではないかと言います。
「まだ、そこまでボケてないわよ。」
と言い、外に出て、他所の家の庭なども覗いてみました。
でも、それらしきものは落ちていません。
いったいどこへ行ってしまったのか?
私の家のベランダは屋上にあるのですが、北側に高い壁があります。
なので、ベランダから北側は全く見えません。
主人が台に上ってその壁の上から覗くと、北側の屋根の上にシーツが落ちているのを発見しました。
今までも何度か洗濯物が飛んだことはありますが、さすがにそこまで飛んだことはありませんでした。
シーツを発見したのは良いのですが、どうやってシーツを取るか?
よほど長い棒が必要だというので、物干しざおを外してトライしてみたのですが、全然届きません。
いっそのこと、もっと風が吹いて下まで落ちてくれれば良いのですが、シーツは屋根にひっかかったままです。
下からやったらどうかと思いましたが、やはり物干しざおでは届きません。
私の家には二階まで届くような長い梯子がないので、どうしたものかと思いましたが、息子が
「1メートルくらいの棒があれば、取れるよ」
と言って、洗面所の窓を開けてそこから屋根に引っかかったシーツを取ってくれました。
発想が貧困というか、私も主人も途中の窓から取るという考えが浮かびませんでした。
難なくシーツを取ってもらってめでたしめでたしでした。
昨日、はなの散歩の途中で近所の奥さんたちに会い、シーツの事を言われました。
みな、私の家の屋根にシーツが引っかかっていたのを知っていたようです。
「夕方になってシーツがなくなっていたから、”きっと取れたのね”と話していたの」
ということでした。
それにしても、上から二か所、横から二か所洗濯ばさみで止めていたのに、洗濯ばさみごと飛んでいたので、よほどの強風だったろうと思いました。
シーツは、中間の物干しざおに干していて、外側にバスタオルや針金ハンガー、二つの物干しハンガーをかけていたのに、その間をかいくぐって飛んで行ったのもすごいなと思い、その瞬間を見てみたかったなと思いました。
春先なので、これからも強風の日は続くと思います。
これからは早めに洗濯物を干して、風が強くなってきたらすぐに洗濯物を家に入れることにしようと思っています。