はーちゃんの気晴らし日記

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ライフ -いのちをつなぐ物語-

2011年09月05日 | 雑談
土曜日、『ライフ -いのちをつなぐ物語-』を見に行ってきました。

以前、テレビのCMを見ていたまめたろうが、
「この映画、見たいな」
と言ったのがきっかけでした。
私たち夫婦でまめを映画に連れて行こうということになりました。
そんな話を娘にすると、
「私も行きたい!」
と。
「それじゃ、ツブはどうするの?誰が子守をするの?」
と言うと、
「大丈夫だよ。きっと大人しく見てるよ。だって、テレビで動物物をやっていると、ずっと大人しく見てるもん。」
と言います。
「それなら、一緒に行っても良いけど、もしもの時は、ツブの面倒を見てよ。」
ということで、みんなで映画に行くことになりました。

席は出入りできるような端っこの席が良かったのですが、すでに埋まっていて、ちょうど良い列は、ど真ん中しか空いていませんでした。
なので、ど真ん中の席を買い、その後、ショッピング街をうろうろして時間をつぶしました。
あまり早く映画館に入ってしまうと、ツブたちが飽きてしまって、他の人に迷惑がかかるといけないからと、ギリギリまで映画館の外で過ごしました。

私たちが映画館の中に入った時は、館内は真っ暗で、映画の予告が始まっていました。中に入った途端、ツブは、
「嫌だ、僕は行かない!」
と半べそをかき始めました。
娘が説得して、中に入ろうとしたのですが、どうしても「嫌だ」と言い張り、中に入ろうとすると、泣き始めます。
なので、最初の約束どおり、娘はツブと一緒にいることになり、私と主人とまめたろうは、席につきました。

まめは、漫画や仮面ライダーのような戦隊物の映画は何度か行っているのですが、こういう映画は初めてでした。
最後まで、ちゃんと見られるかな?と思いましたが、身を乗り出して、最初から最後まで、じーっと見ていました。

映像がとてもきれいで、迫力がありました。
海の中だったり、空中だったり、断崖絶壁だったりと、あの映像を撮った人に、驚き、ただただ感心しました。
7年の撮影期間と聞きましたが、その映像には、かなりの迫力がありました。

気持ち良さそうに温泉に入る地獄谷の猿にも中身を知れば、力の格差という辛い現実があることを知りました。
道具を使う猿にもびっくりしました。
像は、生まれてたった一日で10キロも水を求めて歩くことも知りました。
イルカの狩猟の仕方も興味深いものがありました。
当然、それぞれが生きるために辛く悲しい現実があるわけですが、辛さが残る映画でした。
もっと、色々書きたいのですが、ネタバレになってしまうので、映画に関しては、この辺でやめておきます。

上映途中、娘がツブを連れて来るかと何度か入り口のあたりを見たのですが、結局最後まで娘とツブは現れませんでした。
映画が終わって、館内を出ようとしたところ、入り口付近に娘がツブを抱いて立っていました。
「どうしてたの?」
と聞くと、
「ここで観てたよ。最初から最後まで全部見られたよ。だって、お金払ってるのにもったいないもん。ツブは、ここでなら、大人しく観てたよ。『席に座って見ようか?』というと『嫌だ』と言うの。中に入ろうとすると泣き始めるから、ずっとここにいたの。」
と言います。
「ずっとツブを抱いてたの?お腹は大丈夫?張ったりしてない?」
と聞くと、
「床に座って見ていたから大丈夫よ。」
と言っていました。
良かった良かった。

ツブは、オオトカゲが水牛を食べるシーンがかなり印象的だったらしく、そればかり言っていました。
「大きなテレビでね、トカゲが牛さんを食べたの。」
と言います。
あれは、静かなシーンが続くだけに残酷さが増して、私も思い出すと暗い気持ちになります。

逃げ延びて助かった命があれば、飢えて死んでいく命もあり、自然界の厳しさを改めて感じました。

少しは、まめに、命の大切さがわかったかなぁ。




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