青森県産ニンニクに朗報

お料理に欠かせないニンニク。
ニンニクがあるとないのとでは、料理もずいぶん違います。
これからの季節は、特にニンニクを使うことが多くなります。

スーパーのニンニク売り場へ行くと、国産のニンニクと中国産のニンニクとの価格には大きな差があるのを、みなさん感じていると思います。
特に青森県産のニンニクは、１個２５０円くらいします。
それに対して中国産のものは、大量に入っていて同じくらいか、それ以下の値段です。

もともと、人件費などの関係で国産ニンニクは高めでしたが、今、特に国産ニンニクが高くなっているそうです。
その理由は、
○中国餃子の毒入り事件のため、業者がニンニクを国産に切り替えているため。
○去年の６月、東北地方は高温で干ばつが続き、ニンニクが不作だった。
このような原因で、現在、国産ニンニクが不足気味になり、高値が続いているそうです。

何故国産、特に青森県産のニンニクに人気があるかというと、青森県産のニンニクは、品種の良い大玉で、調理がしやすいからだそうです。

そして、朗報です。
今年は、去年に比べて、東北地方は気候が良く、ニンニクは豊作だそうです。
ニンニクの収穫の最盛期は、６月～７月。
ニンニクは収穫後、２週間～２０日くらい乾燥させ、その後出荷となるそうです。
なので、この先、今のような天候が続けば、ニンニクの生産は大量になり、秋ごろからのニンニクの出荷は、去年に比べて大幅にアップするらしい。

そうなれば、国産のニンニクの価格も今より安くなります。
こんなに何でもかんでも値上がりしている時代に、値下げの朗報です。
９月か１０月になれば、国産ニンニクも安くなるとの事なので、それまでの辛抱です。