テルマエ・ロマエ

今朝は、休日なのにいつも通り起きてしまいました。
クマに起こされたんです。
最近のクマは年のせいで、以前のように早起きではなく、どうかすると私たちが起きても眠っていることがあるのに、今朝は、何故かいつも目覚ましが鳴る時間に起きて、私たちを起こしました。
風邪が治りきっていない私はもう少し一人で寝ていようかなと思ったのですが、足腰のために休日は朝晩散歩をすると決めたので、私も起きて主人と一緒に散歩することにしました。

主人が仕事だったので、主人を職場まで送り、さて、その後一人でどう過ごそうかと思い、主人の職場の近くのシネコンへ行くことにしました。
風邪がなかなか治りきらないので、病院へ行こうか、映画にしようか迷ったのですが、映画にすることにしました。
どういう選択肢でどういう選択なんだと自分で突っ込んでみました。

見た映画は『テルマエ・ロマエ』です。
特にこの映画は見たかったわけではありません。
主人を送る時間に、ちょうどよい時間帯の映画が、これだったというだけです。
バカバカしくて肩が凝らない感じがしました。
体調がイマイチの時にはちょうど良い映画だと思いました。

一人で映画館に入ったのは、初めてです。
でも、始まってしまえば、映画の世界に入ってしまうので、一人だろうが二人だろが、まったく関係なくなるものだと思いました。

テルマエとは、ローマのお風呂のことらしい。
古代ローマ人があんなにお風呂好きで、政権を左右するほどお風呂が大事だったなんて、知りませんでした。
阿部寛、市村正親、北村一輝、宍戸開という濃い顔の役者たちが、古代ローマ人の役をしていましたが、まったく違和感がありませんでした。
ヒロインは上戸彩で、この人は、薄い顔なので、その対比も面白かったです。

途中にワニが出てくるのですが、終わり間際、ずらっと並んだ出演者の一番最後に「ワニ」と書かれていたのも笑えました。
早起きしたせいか、途中二度ほど、ウツラウツラとしてしまいましたが、周囲には笑い声がところどころで聞こえ、楽しいまま終わりました。
私は、ウォシュレットのシーンでは、思わず吹きました。

温泉に入りたくなりました。
ひなびた温泉の露天風呂がいいな～。