富士五湖周辺で、淡いピンクの桜が、あちこちで見られました。
芝桜の会場で案内の人に訊ねたところ、フジザクラという名前の桜だそうです。
「可愛い花ね」
と私が言うと、娘が
「ハイジみたいね」
と言いました。
「そうね」
と私は言いながら、不覚にも涙ぐみそうになりました。
娘は続けます。
「こんな色の花を見ると、いつもハイジを思い出すの。」
「そう・・・ハイジは、こんな淡いピンクの花が似合ったね」
と私も言いました。
あまり自己主張もせず、ひっそりと日々を送っていたハイジ。
痛くても苦しくてもただじっと耐えていたハイジ。
私が仕事を終えて家に帰った時、クマや勘九郎が大騒ぎをしても、後ろの方で順番を待つようにウロウロしていたハイジ。
普段は目立たない存在でしたが、私たち家族の心の中に大きな存在感を残しています。
このフジザクラの向こうにハイジの姿が、見えるような気がしました。
芝桜の会場で案内の人に訊ねたところ、フジザクラという名前の桜だそうです。
「可愛い花ね」
と私が言うと、娘が
「ハイジみたいね」
と言いました。
「そうね」
と私は言いながら、不覚にも涙ぐみそうになりました。
娘は続けます。
「こんな色の花を見ると、いつもハイジを思い出すの。」
「そう・・・ハイジは、こんな淡いピンクの花が似合ったね」
と私も言いました。
あまり自己主張もせず、ひっそりと日々を送っていたハイジ。
痛くても苦しくてもただじっと耐えていたハイジ。
私が仕事を終えて家に帰った時、クマや勘九郎が大騒ぎをしても、後ろの方で順番を待つようにウロウロしていたハイジ。
普段は目立たない存在でしたが、私たち家族の心の中に大きな存在感を残しています。
このフジザクラの向こうにハイジの姿が、見えるような気がしました。