ｍｉｃｒｏ ＳＤカード

今朝、目覚ましに起こされ、台所に行くと、ジョーバの上に『ｍｉｃｒｏ　ＳＤカード』の箱が乗っていました。
「また息子だ
空箱を置きっぱなしにしてる
目の前にゴミ箱があるんだから、自分で捨てればいいのに・・」
と思って、ゴミ箱に捨てようと思い、何の気なしに箱を見ると、どうも開封した気配がありません。
あちこち見ましたが、きちんと閉じられたままです。
「あれ？中身が入っている！もしかしたら・・・」と思いました。

日曜日のことです。
息子が『ｍｉｃｏｒ　ＳＤカード』を買って来ました。
「すごいよねぇ。これで１Ｇだよ。こんな小さなカードに音楽が２００曲も入るんだから、すごいと思わない？」
と言ってきました。
「うん。私もそれほしいんだよね。私の携帯、それじゃないと入らないから、そのうち買わなくちゃと思っていたのよ。」
と私が言うと、
「５～６千円で買えるよ」
と言います。
「ふーん。でも、携帯の画像をＰＣに入れたいだけだから、ちょっと貸してくれない？携帯の画像をその都度メールしているんじゃメール代も馬鹿にならないから。」
と私が言うと、
「これは、ほとんど音楽を入れちゃってるし、友達に渡さなきゃならないから。」
と言うので、私も急ぐ用事でもなし、その時の話はそれで終わりました。

そういういきさつがあったので、息子が私にこれを買って来てくれたのかもしれないと思いました。
そう思った途端、朝からジーンとしてしまいました。
なんとくなく胸が熱くなって、ジワーッでした。

以前、外付ハードディスクを買ってきてくれたことがありました。
その時は、もちろんうれしかったのですが、
「へぇ～、あの息子が？」
みたいな驚きの方が大きかった。
コブクロのＣＤの時は、ただ単純にうれしかった。
でも、何故か、今朝のＳＤカードは、ジーンと来てしまいました。
朝早かったからかなぁ（笑）

早速箱から出してみました。

こんなに小さいんですもんね。
私の親指の爪ほどもありません。


主人がそばから、
「ホントに買ってくれたのか？ただジョーバの上に置いただけじゃないのか？」
と言います。
「エーッ！だって、もう箱を開けちゃったもん。携帯に入れちゃったもん。大丈夫だよ。きっと私に買ってくれたのよ。」
と言ったものの、不安になりました。
会社に着いてから息子に
「ＳＤカード買ってくれたの？」
とメールを入れましたが、返事はありません。
今週は夜勤の週なので、多分眠っているのだと思います。
ま、いいや。
もし違うなら、後でお金を払えばいいもん

でも、先日も、まめの誕生日にこんなものを買ってくれたんですよ～

これも息子にしては、珍しい出来事です。

だから、多分、いや絶対！
私に買ってくれたんだもん