引越し準備

以前、築２４年のガタが来た我が家をリフォームするか建て替えるかという記事を書きましたが、それが、やっと決まりました。

今の地に家を建てたばかりの頃は、周り中田んぼだらけで、日当たりも風通しもよく、快適な我が家でしたが、当分家は建たないだろうという安易な見通しも外れ、一年も経たないうちに目の前の田んぼがつぶれて、家が建ってしまいました。
そのため、私達が一番多く過ごす居間や台所が暗いのです。
夏は、比較的涼しいのですが、日当たりが悪い分、冬は一日中暖房を必要として、不経済です。
普段、誰も使っていない２階の部屋へ行くたびに、もったいないなと思っていました。
どうせリフォームするなら、日当たりの良い２階に台所と居間を持ってきたいと思い見積を依頼しましたが、私達のリフォーム計画はかなりの大改造だったため、新築するのとたいして変わらない値段になってしまいました。
こんなにお金をかけてリフォームするなら、耐震の面から考えても建て直してしまった方が、良いだろうということになり、建て替えの方向に話が傾きました。
大工さんは、まめパパのお父さんが長年お付き合いのある人で、仕事も人柄も太鼓判を押してもらっている人なので、私達も信頼しています。

一番ネックだったのは、当然、予算です。
何と言っても持ち合わせがないので、ローンを組まなければなりません。
そのＯＫが出るまでにずいぶん時間がかかりました。

去年の暮れにリフォームの話が持ち上がり、３月初めに建て替えしようと言うことになり、主人が何度も設計をし直し、ゴールデンウィークに心当たりの銀行に話を持ち込み、良い感触の返事をいただいたので、その後、本格的に大工さんと設計屋さんと話を煮詰め、建築確認の申請を出しました。
それが６月の初め頃だったと思います。
許可が下りるまでに２週間くらいという話だったのですが、実際、建築確認が下りるまでに予想外に時間がかかりました。
いわゆる『姉歯建築士構造計算偽造問題』から、急に審査が厳しくなったそうです。
しかも運の悪いことにそれが６月からの施行だったようです。
提出書類についても今までとは違っているらしく、設計屋さんも何度も足を運び、やっと書類が揃い、その後審査にかかったらしいのですが、建て替えすることで話が決まってから、建築確認が降りるまでに、何だかんだと３ヶ月近くかかってしまいました。

その後、銀行で融資の申し込みをして、先日、やっとＯＫの返事が来ました。
当初の予定では、夏休み中に引越しを済ませ、夏休み明けから解体工事、年内入居という予定でしたが、大幅に予定が狂いました。
途中、私もすっかり気持ちをなくして、床などのゆがみを直し、お風呂場と台所を変えるくらいの簡単なリフォームでもいいかなと思い始めたりもしていました。

いろいろありましたが、いよいよ出発進行！です。

今までも少しずつ引越しの準備はしていたのですが、話が本格的になった今、今までのようにのんびり構えてもいられません。
ますます慌ただしい日々が始まりそうです。