はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

子供の世界

2008年03月12日 | 雑談
最近、春らしい陽気になって日中は気温も高く、外で遊ぶには気持ちの良い気候になりました。
私の家の近所でも、家の中で遊んでいた子供たちが外に出てくるようになり、あちこちで遊びの輪ができるようになりました。
娘は我が家へ来ると、まめをそこへ連れて行ってみんなの中で遊ばせているようです。

先日の子守のとき、まめが外へ出たがったので、私が連れて外に出ました。
三輪車やカタカタを持ち出して遊んでいましたが、いつも一緒に遊んでいるお兄ちゃんを見つけ、飛んで行きました。
私は、今まで若いお母さんとのお付き合いはなかったのですが、娘から昼間一緒に子供たちを遊ばせていることを聞いているので、最近では、軽い挨拶程度の話をするようになりました。

まめが飛んで行った先の子供さんは、Y君と言う3歳くらいの男の子で、下にもうじき1歳になる女の子がいます。

まめがそばに行くと、奥さんが、
「まめちゃんにボールを貸してあげなさい。」
と言い、Y君もボールを持ってきて、まめに渡してくれます。
お天気が良かったので、Y君のお母さんは妹をおぶりながら、洗車の真っ最中でした。
私は、少し離れたところで、Y君とまめの様子をじっと見ていました。

初めは、それぞれ勝手にボール遊びをしていたのですが、そのうちY君が、突然まめの背中を付き、まめは転びそうになりました。
でも、まめはそのことを気にする様子もなく、ボールを蹴っていました。

すると、Y君は、突然気を変えて、おもちゃを出し始めました。
まめもおもちゃ箱の方に行きました。
おもちゃ箱にはいろいろな車が入っています。
二人は、おもちゃ箱の中から順番に車や電車を出しながら、ブーンとかブーブーとなどと言いながら遊んでいました。
すると、Y君は突然、今度は、まめのお腹を肘でぐっと付きました。
まめは、何事が起こったのか?というような驚きの顔をして、Y君を見ていましたが、両手を上下に振りながら、「ヤイヤイ!」と言って大きな声を上げました。
まめなりに怒りを表したように見えました。

すると、Y君は、またその遊びを止めて、
「お砂遊びをしよう!」
と言い出しました。
そして、バケツやシャベルなど砂遊びの道具を持って、いつもの泥遊びの場所に移動しました。
まめもうれしそうに付いていきました。
私も付いていきました。

まめが座って泥遊びを始めようとした途端、Y君は突然、バケツをまめの頭にかぶせました。
すぐにバケツを取ったのですが、まめは、最初はキョトンとしていましたが、そのうち思い出したように泣き出しました。
バケツをかぶせられたことに驚いたのか、それともバケツを取るときに無理にひっぱったので、どこか痛くしたのかわかりませんが、まめが泣き出したので、私は黙ってまめを抱いて、家につれて帰りました。
ちょうど家の花壇に泥が入ったばかりだったので、まめにシャベルやちょとした入れ物を与えて、花壇で泥遊びをするように言いました。
まめも、Y君のところに戻るとは言いませんでした。
まめの泣き声を聞いて、Y君のお母さんがY君のところに行ったようでした。
私とまめが花壇の泥で遊んでいるとY君が来て、
「ごめんなさい。」
と言いました。
その後、お母さんもやってきて
「申し訳ありません。Yがバケツをかぶせちゃったらしくて」
と、言いました。
「もう、すっかり泣き止んでますから大丈夫ですよ。」
と私も言いました。
「おばちゃん、ボクもここで遊んでもいい?」
とY君は言って、しばらくまめとY君は我が家の花壇の泥で遊んでいました。
その後は、Y君もまめに意地悪をすることはありませんでした。
そうこうしているうちに娘が帰ってきたので、私はそこで娘とバトンタッチをして家に入りました。

私は黙って見ていましたが、一緒に遊んでいる短時間の間に3回ほどY君はまめにちょっかいを出しては、意地悪しました。
Y君のお母さんに言わせると
「まめちゃんが可愛くて、つい手を出したくなるみたい」
と言いますが、Y君の本当の気持ちは分かりません。
おもちゃの取り合い、遊んでいる間のいざこざは、どこにでもあることです。
それで喧嘩になってぶったり蹴ったりというのは仕方ないと思うのですが、特に思い当たる理由が考えられなくて突然というのは、何なんだろうと思います。

娘に、その事を話し
「Y君と遊ぶ時は、お母さんたちと話に夢中になっていないで、子供が遊んでいる様子をしっかり見ていないとダメよ。あの子は、お母さんが見ていないと、ちょこちょこ意地悪をするよ。」
と言うと、娘もY君のそういう行為は知っているとのこと。
「子供同士だから、いろいろあるよ。」
とたいして気にしている様子もありませんでした。
「喧嘩は仕方ないけど、何もしてないのに、いきなり手を出してくるのは、変じゃない?まめも他の子にそんなことをするようになったら、困るでしょ。」
と私は、言ったのですが。

子育てをとっくに終えてしまった私には、かつて、そんな経験があったかどうかすら記憶にありませんが、ちょっと、心にひっかりを残した出来事でした。

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