はーちゃんの気晴らし日記

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今年もノウゼンカヅラ

2010年07月15日 | 花の写真
今年もノウゼンカヅラの季節がやってきた。



ノウゼンカヅラというと私を思い出すと言ってくれた人がいる。
私がこの時期になるといつもノウゼンカヅラの写真を載せるからだろう。
毎年同じ家の同じノウゼンカヅラの写真。
この季節にこのノウゼンカヅラを載せないと私のブログらしくないのかもしれないと思ったりする。



雨にも陽の光にも似合うノウゼンカヅラ。
雨の日のノウゼンカヅラはみずみずしく輝き、晴れの日のノウゼンカヅラは華やかに輝く。



でも、唯一曇り空には似合わない。
曇り空の中のノウゼンカヅラは、ぼんやり見えてしまう。

今年は唯一例年と違うことがあった。
写真を撮っていると、突然「ワンワン!」と吠えられてしまった。



私を睨んでいるワンコがいた。
去年までは茶色のワンコだった。
大人しいワンコは、私が写真を撮っても、見てみぬふりをしてくれた。
でも、新しいワンコには、思いっきり吠えられた。



ノウゼンカズラの花言葉は「女性」。
ツル性の植物なので、何かに巻きついていないと生きていけない。
そんなところから女性という花言葉がついたらしい。

ノウゼンカズラは、元々は地面を這っている花だった。
ある時、松の木がその美しさに一目惚れ。
松の木は自分の思いを、ノウゼンカズラに伝えた。
ノウゼンカズラはその気持ちに感謝して、すぐに受け入れた。
地面にいると、踏みつけられたりして危険だからだ。
「私は弱いものです。どうかその肩を貸して下さい。」
「いいですよ。さぁどうぞ」
以来、ノウゼンカズラは松に身を寄せて、美しい花を咲かせるようになったと言う。
でも、ノウゼンカズラには、浮気性な所があったようだ。
たまに杉や檜にもたれかかることがあった。
「俺が何かしたって言うなら謝るよ。だから、帰ってきてくれー!」
と、ノウゼンカズラ一筋の松は、その度に悲しみに沈んだと言う。

こんなノウゼンカヅラと松ノ木の話をネットで見つけた。
私の近所のノウゼンカヅラはフェンスに絡まっているけれど、高いシュロの木やツゲなどに絡まって咲いているノウゼンカヅラもよく見かける。

誰かに寄りかからないと生きていけないなんて、まるで私みたいだわ~




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