もしも電気がなかったら？

三連休も終わり、またいつも通りの生活が始まりました。

多分１７～１８年くらい前だったと思います。
こちら、関東地方では、春分の日に大雪が降り、雪の重みで送電のための鉄柱が倒れ、３～４日停電したことがありました。
雪の後は、お天気は回復し、日中はある程度の暖かさがありましたが、夜になると周囲が雪に埋もれているため、まるで冷蔵庫の中にいるようでした。

明かりとりには、懐中電灯とロウソクしかありません。
突然の停電で懐中電灯を探すのに、「暗くてわからないよ」と思わず電気のスイッチを入れる始末。
確か電気の復旧までに３日くらいかかったのを覚えています。

当時は犬も飼っていませんでしたし、昼間は、それぞれが幼稚園、学校、会社と出かけてしまって特に問題はありませんでした。
ところが、夜になると、まず食事のしたくは、電気釜が使えず、炊き慣れないお鍋でごはんを炊き、暖をとるにはたった一つあった石油ストーブのみ。
電気がないということはお風呂もわかせず、冷蔵庫状態になって底冷えがする夜は、お湯をわかして、湯たんぽに入れ、それをこたつの中に入れて、みんなで湯たんぽの上に足を乗せて寒さをしのぎました。
テレビがないので、食後は、コタツの真ん中にろうそくを立て、その明かりを頼りに、みんなでトランプをして遊びました。

ガスや水道はあっても、私たちの生活にいかに電気が大きくかかわっているかを実感した出来事でした。

これが、夏じゃなくてかえってよかったのかな？と思ったりします。
夏だったら、エアコンも扇風機も使えないし、シャワーすら浴びられない。

電気のない生活を想像したとき、みなさんはどう過ごされるでしょうか？

※　上の画像は、先日花摘み行ったときにおまけでいただいた花です。このほかに黄色、オレンジがあり、昼間は開いて夜にはしぼみます。
名前、わかりません。