はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

息子と散歩

2006年05月10日 | 我が家
最近、気候が良くなってきたせいか、夕方の散歩にハイジが行きたがるようになりました。


寒かったころのまったりハイジ


今まではクマと勘九郎が玄関まで出て来てもハイジは寒くて電気毛布の上にどっかり座って動こうとしなかったのに、最近では、自分も散歩に行くと言って玄関に出てきます。
抱っこ抱っことすがりつき、置いて行こうとすると、「ワン!」と大きな声で吠えるので、仕方なしにハイジを抱っこかばんに入れて、クマと勘九郎にリードをつけて歩かせます。

先日、夕飯の時に「最近の散歩は大変だ」と、そんな話をしました。
それだからかどうかわかりませんが、昨日、珍しく息子が私と一緒に散歩に行くと言い出しました。

昨日は息子は仕事は休みでした。
GW中は変則的な休みで、まとまった形でとれなかったため、今休みになっているようです。
息子と二人で散歩なんて初めてのことかもしれません。
珍しいこともあるもんだと思いましたが、クマのリードを持ってもらえば私も楽なので黙って準備しました。

最近、息子は機嫌が良いんですよ。
車を買ってからなんですけどね。
10年来、恋焦がれた車が自分のものになったのは、よほどうれしいんでしょうね。
事あるごとに車の話をしたがります。
どんなに乗り心地が良いかとか、思ったほど燃費は悪くないとか、この間ガソリンを満タンにしたらびっくりするほど入ったとか、もろもろです。

家から少し出たところで近所の人に久しぶりに会いました。
息子の同級生の女の子とそのお母さんでした。
息子の同級生は赤ちゃんを抱いていました。
「あらっ?!いつ結婚したの?」
から始まって3人で立ち話。

向こうは、そばに立っている息子も目に入らない様子でしたが、やっと気づいて
「もしかして、M君(息子の事)?」
と言われ、やっと存在に気づいてもらった息子ですが話には加わらず、相変わらず3人での会話が続き、やっと別れて散歩を始めました。

「驚いたね。赤ちゃんがいるなんて知らなかった。でも、考えてみれば、もうそろそろ30歳だもの、赤ちゃんがいたっておかしくないよね。」
息子「別に30だからって、何ってことないでしょう。」
「あんたはまだ結婚しないの?この間もお父さんと話したんだけど、『今、前のアパートが空いているし、内装を全部やり直すと言っていたから、あんたたちがあそこに住めば、スープの冷めない距離としては、ちょうど良いんじゃないか』ってね。」
息子「あそこじゃ、駅から遠すぎるよ」
私、ひぇ~
なんですよ。
私の想像では
「結婚なんて考えてないよ。」

「何、バカなこと言ってんの?」
と来る予定だったのが、かなり肯定的な返事。
意外な展開に戸惑ったものの、これがチャンスとばかりに
「二人とも車を運転するんだし、駐車場はあるんだから、車で仕事に行けばいいじゃないの?」
息子「それじゃ、また事故るよ」
「えっ?『また』ってことは、事故やったって事?」
息子「去年の暮れに車一台、没にした」
「ええっ?!」
息子「自爆して、エアーバックが飛び出したらしい。車はめちゃめちゃで、直せるとかそんな範囲じゃなかったって。」
「それで、怪我はなかったの?」
息子「怪我は全然なかった」
「ふ~ん。それじゃあ、車はやめたほうがいいネェ。駅の近くじゃないとダメか・・」
息子「あいつに車は無理だ・・・・」
と、言うわけで、彼女の事故の話も驚きましたけど、息子が結婚の事がまるで念頭にないわけではないことも驚きました。

息子がいないとき、その話を主人と娘にしたら、事故のことは、全員一致で
「あの人ならあり得そう・・」
息子の彼女は、何と言うか、おっとりした天然タイプなんですよ。
もうかれこれ5年くらいのお付き合いで、なかなか良さそうな子ではあるんですけど。
そんなこんなで、思いがけない息子との散歩で、思いがけない人と出会い、思いがけない会話をして、今日はなんとなく気分上々なんです。

そんなに遠くない時期に、息子のおめでたい話もアリかな?な~んて・・・ね。


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