goo blog サービス終了のお知らせ 

はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

やさしさを感じた日

2009年06月29日 | わたくしごと
昨日は雨の中、横浜マリノス対ガンバ大阪戦を観に、日産スタジアムへ行ってきました。
まめパパのお母さんも一緒です。
試合は、キーパー飯倉のミスで、やらなくても良い点を与えて逆転負けをしてしまいました。
試合終了間際、同点ゴールになったかもしれない渡邊の絶妙なシュートもゴールポストに当たり、その時点で、今日の試合は運がないなと思いました。
そして、終了のホイッスル。
せっかく松田が最初の1点を決めたのになぁ。
この辺がマリノスが上に上がれない一因かな。
まぁ、仕方ない。

試合終了後、選手たちはサポーターに挨拶するためにグラウンドを回ります。
選手たちの最後に、うなだれたキーパーの飯倉がいました。
選手たちがサポーター席の前に来ると、一斉に
「飯倉!飯倉!飯倉!」
の大声援。
「めげるな!次、がんばれよ!」
あの雨の中、びっしょり濡れながら応援しているサポーターにとっては、
「お前、何やってんだよ!」
と言いたいところでしょうが、若いキーパーの飯倉に対するサポーターの優しさを感じました。
今まで何度もピンチを救ってくれた飯倉なので、サポーターも優しかったのだと思います。
試合には負けてしまったけれど、私も優しい気持ちになりました。

試合が終わって、家に帰る途中、まめはパパの実家で夕飯を食べると言い出しました。
私は、自分の家で夕飯を食べるつもりでした。
娘は車を私の家に置いているので、そのまま私たちの家に行くと言います。
それで、まめだけパパの実家で夕飯を食べる事になり、パパのお母さんとまめの二人を送ってから、自分の家に帰ってきました。

家に帰るとすぐに、娘はツブが機嫌が悪いので、先にお風呂に入りました。
主人はクマの散歩に行きました。
私はハイジと勘九郎に御飯を食べさせ、夕飯の支度にかかりました。
夕飯は簡単に肉じゃがとサラダと味噌汁で済ませようと思いました。
肉じゃがを煮込み、サラダのマカロニを茹で、味噌汁の具を刻んでいました。
そこへ息子ががきて
「今日の夕飯は何?」
と聞いてきました。
メニューを言うと、
「俺、今日夜勤だから簡単にカップラーメンでも食べて寝ようかな?」
と言うので、お湯を沸かしました。
そろそろマカロニが茹で終わる頃だと思ったので、マカロニを取り出す準備をしようとしたところ、瞬間手が鍋の取っ手に当たり、ぐらぐら煮立ったマカロニの鍋が目の前に倒れてきました。
私はとっさに飛び上がりましたが、マカロニと共に大量のお湯が床にこぼれたので、着地したところも熱湯の中。
「きゃー!」
という叫び声と共に
「あちっ、あちっ、あちっ」
息子が慌てて飛んできて、
「とにかく冷やせ!」
と氷を大量に入れた洗面器を持ってきました。
「やけどの対処法をネットで調べてくるから、そこに足を入れて待ってて!」
と言って、自分の部屋へ行きました。
そこに主人が散歩から帰ってきました。
娘もお風呂から出てきました。
娘は
「とにかく冷やすのが良いと思う。感覚がなくなるまで冷やすのがいいよ」
と言います。
息子がすぐに戻ってきて
「やっぱり、冷やすのがいいらしい。病院へ行くなら何もつけずにそのまま。
行かないなら軟膏を塗って包帯をしておくと書いてあった。」
と言います。
両足を熱湯の中についたのですが、右足はたいした事がないようでした。
しかも左足も親指とそのちょっと下くらいです。
「病院へ行くほどじゃないと思うから、とにかく冷やしてみる」
と言って、台所に座り込んで足を冷やしていました。
息子が落ちたマカロニを拾い、主人がその頃には冷めて水になっていた床を拭きました。
娘が代わりに夕飯の支度の続きをしました。
私が床に座ったままの格好で足を洗面器につけていると、息子は椅子を持ってきてくれました。
そして、足をつけている私をじーっと見ながら、
「もっと楽な格好はないかなぁ」
と言い、
「そーだ、ジョーバの上が良いよ。それなら足を伸ばしたまま洗面器に足が入るから」
と言い、
私も言われるままにジョーバに座りました。
息子が氷水の入った洗面器を足にあてがってくれました。
そして、足を冷やす私の様子をジーっと見ていた息子は、
「もうちょっと高さが欲しいな」
と言い、洗面器の下に敷く台になるような箱を持ってきてくれました。
それはちょうど良い高さで、テレビを見ながら楽に両足を洗面器に入れる事ができました。
主人はあっけに取られたように
「あいつ、ずいぶん、至れり尽くせりだなぁ」
と呆れ顔で言いました。
私も息子がこんなに私のやけどに気合を入れてくれるとは思わず、驚きでした。

ずいぶん長い間、足を氷水の中に入れていたので、少しの間は痛みも楽になりましたが、後からジンジン痛んできました。
寝る頃は最悪。
水ぶくれになっていないのが幸いでした。
早目に布団に入りましたが、足がジンジンン痛んでなかなか眠れませんでした。
でも、夜中に目を覚ましてみると、全然、痛くない。
歩いてみましたが平気です。
仕事にも行けないかなぁと思っていたのですが、大丈夫のようです。
歩行も普通にできます。

朝、夜勤明けで帰ってきた息子は、すぐに私のところにやってきて、
「やけど、どうした?大丈夫?」
と言ってきました。
「うん。冷やしたおかげで、もう全然痛くない。」
と言うと
「直接お湯をかぶったんじゃないのが、良かったんだろうね」
と言って、部屋を出て行きました。
確かにあの煮えたぎったお湯が直接足にかかっていたら、こんなことでは済まなかったと思います。
すばやく飛びのき、着地したので、床にこぼれたお湯は、直接かぶるお湯より温度が下がっていたのでしょう。
私もまだまだ瞬発力はあるなと、思いました。

それにしても、まめがいなくて良かった。
よく食事の支度を始めると、そばに椅子を持ってきて、見に来たりするんですよ。
いつも私の周りをウロウロしているハイジは、その日は、すでに食事を済ませていたので、そばにいなかったのも幸いでした。

良くないことばかりでしたが、サポーターと息子たち、二つの優しさを感じた日でした。

4月に入ってから、会社の事、母の事、勘九郎の事、そして私のやけどと立て続けにあまり良くないことが続くので、今朝、縁起担ぎに家の四隅に塩を撒きました。
私は特に何も信心するものはないのですが、気休めでも、これで厄落としができたらいいなと思っています。






最新の画像もっと見る