崖っぷちの男

土曜日は、朝からどんよりした空。
予報も、一日すっきりしないということだったので、急遽、映画に行くことにしました。
主人と一緒に行くため、恋愛もの、泣けるもの、ラブコメディーは、主人が好まないので、スリルとサスペンスで、早朝からやっている映画を選びました。
それが、「崖っぷちの男」でした。
ダサいタイトルなので、あまり期待していなかったのですが、実際、面白かったです。

高層ビルから飛び降りようとする自殺志願の男がいるのですが、実はその裏には、大きな計画があった・・・
というストーリーです。

高層ビルの窓の外に立ち、下を見下ろす映像が多いので、見ている私も足がすくみました。
私は高所恐怖症ではなかったのですが、年齢と共に高いところが苦手になってきたのを感じます。
高所から見下ろすシーンのたびに、下腹がぞくぞくして、映画の前にトイレに行ったにもかかわらず、映画の半分くらいで、またトイレに行きたくなり、何とか最後まで我慢したのですが、エンディングの字幕を見ていることもできずに、あわててトイレに駆け込みました。

最初から最後までハラハラドキドキ、緊張の連続で、じっと椅子に座っていられず、ごそごそ座りなおしたのを覚えています。
そして、最後はちょっとしたどんでん返しで、思わず「してやれた！」と思いました。
そして、ハッピーエンド。
思わず顔がほころんで、一人でニヤニヤしました。
ああいうところは、映画館は真っ暗で表情が見えないのが良いな、と思います。

映画館を出る時、
「面白かったねぇ」
と主人と話しました。

スカッとしてストレス解消になりました。
サスペンス好きな人には、お勧めの映画です。