一句鑑賞

棹二本

本日というか今夜は寒中の満月・・・らしい。

ちらと見上げたら月の位置が高いですね。

それと寒い!、寒月を詠むとしたら寒さは当たり前でしょうが!

寒月や僧に行き合ふ橋の上   蕪村

冬の満月が煌と川面に映り、橋の上でそれを見ていたら僧と行きあったという情景ですが、

行きあうですから互いに目礼ぐらいはしたでしょうが、無言。

そんな情景に受け止めました。そのままを十七文字にしているだけです。

月と橋と水面と僧と我と、、、

寒月や物干す竿の二本ほど

 

とある方のフェイスブックに刺激を受けました。

自己をしっかりと俳句に現わせるようにならないといけない。

作らなければ~から離れている状態なので、ひとつ心を開いて好きなように作ってみようと思っております。

いずれ冬の季語で何句かできれば、この場とFBにまとめてみたいと思うようになりました。

物干す棹は・・・蕪村の・・・蓮の香や水をはなるる茎二寸

が記憶の中に下敷きとしてあります。

昨年の今ごろの秋アジサイです。

今年もこんな感じになってますので、花の下あたりからカットします。

また今年も咲いてくれることを願って、ね。すでに新芽の予感がしております。

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