案山子に出会った後は、世界遺産の「日光東照宮」へ。
東照宮へ入る前に、二荒山神社へと続く道。
冷え込む朝の空気が更にキーンとしているように思えます。
東照宮に入って、まず目に入ってくるのは五重塔。
中には直径60センチほどのご神木がぶら下げられており、地震でも倒れないようにしてあるのだとか?
次に見えてきたのは、有名なお猿さん達。
でも、このお猿さん達には物語があるんですね!
母猿が赤ちゃん猿の将来を見ている姿。
2枚目が、有名な見ざる・言わざる・聞かざる。
幼いうちには純真で周りの影響を受けやすい。
だから世の中の、悪いことは見聞きせずに、悪い言葉を使わせずに良い物だけ与えよ・・・という意味だそうです。
3枚目は独り立ちする前の様子。ちょっと不安そう・・・
4枚目、2匹の猿が上を見あげてますが、右側の方角の雲が青く塗られていることから青雲の志を抱く青年期の象徴。
5枚目、“人生”にはがけっぷちに立つときもあるけど、迷い悩む仲間を励ます友がいる。
6枚目、物思いにふけっている姿。
7枚目、結婚した2匹の猿。
大きな荒波の彫刻は、これから夫婦で手を取りあって、乗り越えてほしいという意味?
8枚目、お腹の大きな母猿。
そして1枚目の彫刻へと、物語は戻ります。
東照宮の中で、唯一の素木造。
馬の健康安全を守る信仰に基づいたものだそうです。
アタクシ、歴史はあまり興味がないのですが、こうゆう物語があったなんて!
少し感心を持ち始めてしまいました。
世界遺産・・・まだまだ「凄い!」が続きます。(^.^)