みなさん、こんにちは。
千字文で漢字を学ぶプリントです。
お父さんやお母さんに習いながら音読したり、書いたりして、なんとなくでいいので漢字に馴染んでいきましょう。
そしてブログでは「梧」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、梧のなかにふくまれる五は、2本の線の間にバツ(×)を入れた形で、「交わる」ことを示しているといいます。
五をふくむ字には「交わる」というイメージがあり、
語 吾(交わる+口で、他者と互いに交わる自分)+言 互いに言葉を交えるさま。
悟 吾(二つのものが互いに交わる)+心 意識が対象と交差して、それがなんであるか悟るさま。
伍 軍隊などで5人で一組の単位。
吾 他者と交わる接点にあたる当事者。
梧 果実が五つのがくをもった木。アオギリ。
晤 互いに向き合う。面晤。
寤 意識が対象と交差して目覚める。寤寐。
齬 歯が互い違いになるさま。齟齬。
となるそうです。
プリントにある「梧桐一葉落 天下尽知秋」は、
「梧桐一葉落チテ 天下尽(コトゴト)ク秋ヲ知ル」と読むそうです。
「逍遥」「荷風」に続いて恐縮ですが、梧桐といえば俳人の河東碧梧桐がいます。
碧なので、まだまだ青々とした葉なんでしょうね。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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