小学生のための 千字文漢字練習プリント

古代の中国で生まれた千字文で漢字を学ぶプリントです。
1日20分ぐらい。親子で取り組んでみてください。

121・122 杜稿鍾隷 漆書壁経

2022年02月06日 | 千字文
 みなさん、こんにちは。
 今回は《杜稿鍾隷 漆書壁経》のプリントをアップしました。
 そしてブログでは「」に注目してみました。

 漢字の成立ち辞典によると、にふくまれる「重」は「目方が重い」という意味があるそうです。字の形は東(突き通る)+人+土で、人が重みをかけて地面を突く形です。ここから、
 動 重(地面を突く)+力 上下に動いて地面を突くさま。
 働 動+人 働く。これは日本でつくられた和製漢字です。なかなかうまいですね。
 種 重(上下に打ち下ろす)+禾(カ:イネ) 作物を植えつけるさま。転じて、種。種子。
 衝 重(突き通す)+行(十字路) 四方に突き通る十字路。交通の要衝。転じて、突き当たる。衝突。
 慟 体を上下に震わせて嘆く。慟哭。
 腫 重く膨れたできもの。腫瘍。
 踵 体重のかかる足首の裏側。
 鍾 重ね集める。
 となるそうです。
 

 リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
 子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
 みなさんのリアクション、お待ちしています。


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