１１月第２週の予測

１０月ＳＱの週は惨敗でした。来週はそのＳＱの週です。鬼門になって仕舞うのか？
予測は強気で　8,900～9,150です。

先ず考えたのが為替の予想。79.50～81円に乗せると予想しました。

チャートはドル／円（４本値はＮＹＫ時間の１８時からの２４時間のようです）とラージの夜間＋日中足を合成しました。
円安に向っている割には２２５の上昇が小さいです。見て分る様に必ずしも同率での動きではありません。

しかし、変動率は別にして動きはほぼ同じです。為替は先々週に一目の雲抜け、遅行線の雲抜け、７５日、２００日と
連続して突破しています。

先週は火曜の日銀政策会議後の発表を受けた急落では２００日線を下抜けたものの終値は超えています。
他の日の安値が２００日線で止っているので抵抗線になりつつあると考えます。


２２５の週足は４０週線を（日足の２００日線に相当）やはり越えられずに週越しました。
ただ、５週線が下値を止めている状態なので買いモードです。

金曜のニューヨークの下げは？ダウとS&P500は木曜の上げを帳消しにしました。
原因は、雇用統計に懐疑的な見方が出ている。そう言えば、先月著名人がBlogで選挙対策で数値を改竄したと主張し
話題になってました。直接的には、決算発表の影響の様です。また、大統領選挙を控えた手仕舞いもあったらしい。

一部で、一時的にタンカーのジョーンズアクトの全面適用除外を認めたことから原油需給がダブつと予想し
エネルギーセクターが売られたと書いているサイトもあります。Bloombergやロイターの株式市況のニュースを見ても
決算発表を受けてエネルギーのシェブロンが下げたとあります。発表が予想を下回ったことが嫌気された。
ジョーンズアクトの問題はWTIの下げた理由の一因だとは思います。

冒頭にも書きましたが、経験からＳＱの週は大きく変動することが時々あります。
現状、１０月ＳＱ値より５００円を超えています。
特に１１月限は8,510から金曜夜間は9,140と630円の上げまでいった。
１万円を超える水準なら500円超は珍しく有りませんがこの水準では大きいと思う。

色々な要素があって難しい週になりそうです。ようは為替次第でしょうね。
81円乗せは来週では早すぎるかも知れません。

今の円安はカントリーリスクが意識され出しているのであれば一方的に
走る可能性もあります。良く考えずに試算したので根拠に乏しいのですが2.55円の倍数で
上げて行くと仮定すると１２月に８４円後半に達成する計算にありました。

この時に景気下ぶれを予想する人が多ければ、８千円前半もあり得るか？
これは日銀の金融漢和で用意された資金でＥＴＦの買いでブレーキになるのでは期待したい。
もう一つは円安により収益改善にされると予測する人が多ければ１万円に届くかも？

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