3月20日の日記のつづきです。
会場のドアが開きました。
通称デイビス・シンフォニーホールの正式名称は、
Louise M. Davies Symphony Hall。
マイケル・T・トーマスが指揮を務める、
サンフランシスコ・オーケストラの本拠地です。
小澤征爾も1970~1976に、
音楽監督としてここで指揮を振りました。
ハマチ夫婦の席はここ。
キーシンの顔も手も見えて音響もよく、
ピアノ・リサイタルにはばっちり♪
入り口でもらったパンフのスケジュール
なにこの写真!ずるい!かっこいいw
今日のプログラムはシューベルトのソナタと、
スクリャービンのソナタ&エチュード
まもなくあのステージにキーシンが登場します!!
開演10分前:あっと言う間に席が埋まる。。。
みんな、落ち着けっ!あ、ハマチかw
バルコニー席も満員です。
ちなみにこのホールの席数は2743。
その全ての席が売り切れとなりました。
開演1分前。
舞台袖にエフギニー・キーシンがいる!!
憧れのキーシンにやっと会える!!
オットとハマチは必死に精神統一!!笑
そして開演:
ぎゃーーーっ!!生キーシン!!
うーんぶくぶくぶくー
と泡を吹いて気絶してる場合じゃないwww
トレードマークのあのふわふわ頭を揺らして、
キーシンは颯爽とステージに現れました!!
オットもハマチも2度目のキーシンのリサイタル。
(1度目はオットはカンザスシティで、ハマチは日本で)
一生のうちあと何回聴けるか分からない、
現代最高のピアニスト・キーシンの生演奏に、
ハマチ夫婦は全身全霊で集中しました・・・。
ピアノの前に座って精神統一するピアニストが多い中、
キーシンは椅子に座ったらおもむろに、
がばあっ!と弾き始めるんですよね。
バックステージで精神統一をしているのか、
弾き始めてから心を落ち着かせるのか・・・
ハマチには後者のように思えます。
最初の曲を弾き始めてから、
だんだんエンジンがかかってくるって感じ。
キーシンが体を揺らして弾くのは、
体重移動をしているんだと思いますが、
ノリノリ(に見える)熱演&揺れるふわふわ頭に、
観客は魅了されっぱなし!!!!!!
3楽章のベースを存分に鳴らすフレーズでは、
むううううううううううう
というキーシンの低いうなり声が聞こえました。^^v
シューベルトのソナタの後の休憩中
キーシンが弾いたほやほやのスタンウェイ♪♪♪
後半のスクリャービンのソナタ、
12曲あるエチュードから7曲を弾いて、
今日のプログラムは終了: うわーん!涙
演奏後のキーシンは観客に丁寧にお辞儀をします。
今日も時間をかけてゆっくり頭を下げていました。
あのぎこちない感じのお辞儀の仕方も、
キーシン・ファンにとっては萌えポイントです♪
待ちに待ったアンコール曲は、
(キーシンの生声にこれまた悶えるw)
バッハの(カペル編曲)シチリアーノ、
スクリャービンのプログラムにはないエチュード、
そしてショパンの英雄ポロネーズ!!
キター!キーシンのショパン!
全てが鳥肌ものの演奏でしたが、
特に最後のショパンが最高に良かったです。
あの左手の超難しいパッセージも軽々~
ノリノリ&ニッコニコで楽しそうに演奏してくれて、
これぞキーシンのピアノ!!という、
キーシン節を聴かせてくれました。
その素晴らしい演奏については言わずもがな、
世界のキーシンを今さらハマチが語るなですね、
いや後でじっくり語らせてもらいますが(笑)、
ハマチ人生で3本の指に入る、
エキサイティングな1日でした。
つづく
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