いきなり食いかけとは、なんじゃい!と、怒られる方も多いはず
実は先週マリラちゃんと静岡あけぼの会の情報で
浜松までお勉強会に行ってまいりました。
でっ、毎度の美味しいランチを写真取るの忘れて
…自然薯のトロロランチ…ッス食べる前の姿はご想像にお任せ
病理医である癌研の秋山太先生の基調講演。
全国の病理医の少なさと一人当たりの仕事量の多さ…何たって
静岡県は全国ビリから第二位の病理医の少ない県だって
しかも医者でもスキル差があるから…ね。
他の国では外科でOP後自分の検体を病理医に持ち込み
直に病理医に診断してもらうシステムだとの事。
日本じゃ…外科のバックに誰も病理医が頑張ってくれているなんて
素人患者は知らないものね。
絶対数の少ない病理医に対して現在の癌早期発見で
細胞診が進みすぎていて、癌なりたての診断希望が多くなっているらしい。
良性か悪性かの診断が難しく、病理医がついいけないって言っていました。
あっ、だからぼーちゃん反対の胸に出来たミリ単位の腫瘍
確実診断の為…育てるって言ったのか
まっ、病理医のトリアスってのは、奇人・変人・酒飲み・貧乏って事
そんな奴しかやらないよって、ちょっと皮肉って言ってみたみたい。
病理医増大計画としては高給優遇がベスト近道って事ですが
現在は54歳平均で進むしかみたいでした
なににしても病理を判断し私達の治療方針を決める医者として
無くてはならない人たちに感謝しかありません。
今後の抗癌剤治療に関しても、どんどん新たな新薬が控えている
しかも2007世界の乳癌ガイドラインに術後HER2プラスの患者に対して
転移再発予防としてハーセプチン一年投与ってなったみたい…
よく医学は日進月歩って言うけど、未来は開けていると思おう!
だって、抗癌剤だけでなく分子標的薬も臨床エビデンス待ちが目白押し
状態の表を見せてもらったよ。
大腸がんに6月適応したアバスチン(血管新生阻害薬)も直に
乳癌にも対応となるらしい。
あきらめずのんびり行こうやね
私の大雑把な書き込みよりマリラちゃんの方が確実かも…
うなぎ娘マリラのブログ
さすが、浜松、お好きにお取りくださいって…
うなぎパイ・桜海老せんべい食い放題よ。
講義でちょっと賢く…微妙に寝れて…第二幕は…ふっふふふふ
次回に続く。