日曜日 東京までセミナーに行ってきました。
復興支援チャリティセミナー
入院患者及び被災された方々に役立つために…
せんぽ東京高輪病院 栄養管理室長 足立香代子先生の力強い講義を
10時から16時過ぎまで 勉強してきましたよ。
管理栄養士でDMATに同行されて ゴールデンウィークもずっと支援活動されて来た事で
栄養士として何が出来るか何がやれるかということを話してもらいました。
DMAT:災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム。
栄養士って 厨房の料理作る代表って思っている方も多いと思いますが結構まじめに勉強しているんですよ。
(馬鹿な私以外はみんな偉いです)
国家試験は私達が受けた頃は14科目で 最近10科目になったそうですが 相変わらず合格率は気の毒な位
管理栄養士合格率はこれ位←クリック バカが多いのか…いやいや大学の管理栄養士専攻卒は80%以上
短大や専門卒は一桁らしい…出来るならば栄養士は大卒からと言い始めているが
短大などの学校からの猛反対にあって話は進まないって…でもねぇ~医療でも福祉でも管理持っていないと
施設側ではお金にならないから 管理を雇うと短大卒は就職難って事になるんだよなぁ愚痴
管理栄養士過去問…←クリック 是非挑戦を…
土日祭日・夕方以降の勉強会など 出るわ出るわメチャ真面目
本音は 施設ごと人数が少ないので最新の情報を常時吸収し 業務に生かしていかないと
仕事が成り立たないって事ですがね。
ちょっと別道にそれちゃった。
でっ…現地に行って思われたことは栄養に関してのプロがいないと無駄が多いって事。
特殊濃厚流動食の支援物資を上手く活用できずに 期限切れでの廃棄があり
専門家なら濃厚流動を取っている人のみでなく中高生の成長期で蛋白が必要な人達にも
出していただろうにと思えることが多かったってことです。
現に炭水化物が多い配給品は成長期に必要な蛋白が追いつかず立ちくらみなどの症状呈する中高生がいたとの事でした。
まず栄養障害が出る前に支援 これが私達の出来る事
栄養障害のリスクは巡回の医師に症状を訴えない限り 栄養評価はないって事で
緊急の病気ではないので見過ごされてしまう。
被災時の炊き出しの自衛隊は炊き出し班専門でないので 与えられた食材を活用する献立には限りがある。
その為 腐らせて廃棄する食材が出たらしいよ。
現地にあるものを把握し あるものの中でやっていく能力は栄養士として現場にいたことがあれば可能。
そして 一番びっくりしたのが 平等に配布といった不平等
あのね、たとえば70名いて バナナ69本の支援があったけど一本足りないから配布できないって事
まぁ~この例は極端なですがね。
何って思われるかもしれないけど老若男女みんな摂取量はまちまちなのに 一律に一緒といった考えで
行政が配布していたって事…お年寄りには多くて棄てなければいけない分量も若い成長期には
足りない分量でもあるって事 分かる人が助言していれば少しはどうにかなったのではと思えましたわ。
たんぱく質もそうですが 水中毒ぽい方も居てナトリウム・ビタミン ミネラル不足も多かったので
栄養士は支援活動するのに上手くサプリなど活用し 電解質以上を見極めアドバイスするって事でした。
私達業務は何が出来るまのか…医者や看護師のように緊急時対応することは出来ないし
薬剤師さんみたいに薬を扱えない…し 自衛隊や消防士さんたちのような活動もムリ??
じゃ~主婦でも出来る炊き出しかと 自分の仕事が宙ぶらりんと思えていましたが
この現地に行かれて実際行動された方々のいろいろな話は衝撃的であら…私でも少しは力に
なれるのかしらと ちょっと前向きに真面目に勉強していこうかしらと思えた日でしたぞ…
っても…一日過ぎるとボーってしている日々ですが
試供品としていただいた ブィクレス…味が増えました。
体力無い夏場に以前 毎日キャロット味を楽しんでいました。
研修所から地下鉄までの道で ウロウロとカメラ片手に おまわりさんに見つめられながら
アメリカ大使館から
旧首相官邸↑
国会議事堂前駅まで 田舎者は徘徊し 新宿でひとりビールで乾杯し帰路に着きました。
※ 今後PCAT←クリック での活動もそうですが 栄養士会でも独自に被災後での対応が出来る
管理栄養士を養成し非常時に助けとして出来ないかと考え中らしいです。
ん~何言いたかったか…またも分からない文章になったかな…ゴメン。