

平成19年5月4日…無計画な一家が味わった恐怖の一日
始めは日帰り金沢の旅を計画したけど、時間的に無謀って事で却下
長野でそば食いに行こうに変更

朝6時半高齢の婆さんも連れ出発


総勢7名
まっ、行きは富士山が綺麗だとか桜が咲いてる



あっ桃の花だ
浮かれ調子の旅行だったのヨン

気付けば松本市内
渋滞もなくお昼前にはこのお城に到着

お城に入るのに一時間近く並んで

400年以上経っている国宝のお城をバカ混みの中、天守閣まで登り
帰ってきたのが1時間後…城入るのに2時間以上費やしちゃったよ

ゴールデンウィークは只者ではない

お城のお上の席




フッフフ…よきにはからえヨン…ちょっと落ち着きの無いおばさん城主
お昼は目的の蕎麦
松本城敷地内で働いているおじさんに聞くと
「いいか~あの見えるところは新参者の蕎麦屋だから推薦できない
一番古いが美味しい蕎麦屋」って紹介されて7名はそこの店に

こばやしってお蕎麦屋さん。
メチャ混んでいるのに店員さんの感じはよかったよ


値段見たらセイロが1100円…お高いって思ったが大盛り1650円を注文

あなた、高いはずよ

三段よ、結構な量でお蕎麦が三段出てきて一人前って…

お味は美味しかった…又来てもいいって思えたよ。
地元のおっちゃんに聞いたのは正解だったよ。
その後はカエルちゃんのいる場所ブラ付き次の街へ
カエルの街←クリックしてね…カエルの意味も書いてあると思う?
でね、帰り名古屋方面に向かって馬籠でも見て帰るかって決めて

走ったの
道の駅やサービスエリアでお土産見たり山菜見たり
今年喰いっぱぐれた「酒屋の娘」ゲットしたときは嬉しかったな

コシアブラの新芽で酒屋の看板娘がいるみたいに酒がすすむって意味

天麩羅最高よ
恐怖は突然始まった
待つこと嫌いなB型男の弟が中央道の渋滞という表示見たとたん
耐えられず知らないインターチェンジを下りちまったのよ

「ちょっと、あんたココどこか知ってるの

」

「日本から出ちゃしない、俺の勘を信じろ」

「おねぇさんこの人の勘は無きに等しいのよ」

「うるさいぞ周りを見て楽しんでいろ、あっという間に馬籠だ」

山道をあてもなく走る…

にはナビゲーター付いてない

「あんた、地図は何処よ」

「……山梨・愛知・長野は持ってきた…」

「ちょっと…ここ岐阜よ」





「ねぇ川の流れに逆らって走っていない?下行かなくっちゃ

」


「だから言ったんですよ…途中で道聞いてよ

」

「恥ずかしくて聞けるか、俺が運転しているんだ」
…道は細くなっていく……そのうち行き止まり…Uターンして
遠くの看板…棚田百選…って…

今考えると木曽川に沿って山越えしていたの…店は無い
GS一軒見つけガソリン入れながら聞くかと思うと…知らん顔
お前って奴は…思わず下りて地図ください
後で

「そんな恥ずかしいこと聞けるか」って…
カエルがゲロゲロ鳴いている…車は山道揺れている…
子供達はミステリーな旅行と揺れに喜び上機嫌…無事41号線行く道が分りかけた。
「おい!気持ち悪かったら言えよ」の叫び声
今まで大人しかった母の一発…
突然の嘔吐
車に弱かったんだよな

周りは暗くなる…どっか泊まるほどのお金は持ち合わしちゃあいない
皆集めても10万無いし宿だって無いだろう
表で


が
ゲロゲロ

でばあちゃん
ゲロゲロ…時間を見れば8時過ぎ…

「だから言ったのよ、お母さんの事考えないから」
夫婦喧嘩が始まった。




息子が
「俺キャシュカードもって来た」

でかした息子





家族全員学生のお金を当てにする。
国道にうまく乗りコンビニへ…


郵便局は連休使えないって…
役立たず
結果30分おきに休憩取りながら帰宅…だってね、吐いた後うん○って
トイレ探すんだよ



お婆は二度とこいつ等とは行きたくないと誓ったみたい…
真夜中自宅に着いたときはフラフラしてましたわ。
計画の大事さ…ちょっと実感


次の朝
義妹から

「お姉さん信じられない○○さん(弟)お城制覇と言って
6:30から掛川城行くから準備しろって」
…勝手に行ってくれ

付き合っちゃいられねぇ