内容は原作のドラえもんでした。のび太君のところにドラえもんが来るところから始まって、道具でスネ夫やジャイアンに仕返しして、しずかちゃんと結婚する未来を知り、ドラえもんと別れて・・・例の最終回。すべて子どもの頃見ていたアニメやマンガが上手に映画として凝縮されていて、それだけに目新しさは無く、寝不足のせいもあり睡魔との戦いでした。
のび太君の一番の幸せが「しずかちゃんとの結婚」というところ、今のこどもは共感するのかなーと不思議でした。ツイッターにも書きましたが、これは嫁取りの話だったのか・・・と。
そして、しずかちゃんがのび太を選んだ理由が、「ほっとけないから」。これは、だめんずを選んでしまう女性の性質!しかしこれが彼女の選択で、彼女の幸せなわけです。
なので、さかんに「しずかちゃんを幸せにする!」が連呼されていましたが、私はどうしても、それはおこがましいぜのび太・・・と思ってしまいました。
のび太君がしずかちゃんを幸せにするというより、しずかちゃんがのび太を幸せにする、としか思えませんでした。
それにしても、好きな女の子と結婚するのが人生最大の目標、みたいな話に見えたので、「それって女子っぽくね?」と息子にも言ってしまいました。彼は笑っていました。
でも良く考えたら、小学生から好きだった女の子と望み通り結婚できる人なんて、そういるもんじゃありません。どころか、結婚したい相手とも出会わない、という人も多いことを考えると、かなり壮大な夢が叶った!と言える気がしてきました。一周回ってスタンダード、みたいな。(意味不明)
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