山﨑賢人主演の映画「キングダム」4を家族で観てきました。
一番さいしょの映画を家族で観たのが2019年の5月。息子はまだ中学生でした。
2〜3作目は先日テレビ放送で観ました。とくに3がよかったです。それぞれのエピソードが映画3本くらい観たような充実感で、ハイ続き観る〜という流れで映画館へ。
しかし午後の4時近くの回だったせいか、暗くなった途端に眠くなってしまい…仲間が瀕死のシンを背負って逃げた先の感動シーンも夜で暗いし、ますます睡魔と戦ってました。
それはともかく今回わたしがとくに面白かったのは、要潤演じる副将軍、騰が王騎将軍(大沢たかお)から「あれですよ」と言われた攻撃方法で敵兵をなぎ倒して行く場面です。アニメと同じことをちゃんとやっていて爆笑しました。
この映画ってちゃんと漫画のあり得ないアクション演出を笑っちゃうほど忠実にやっていて、でもそれがしっかり心躍るエンタメ活劇になっていてスゴイなあと関心してしまいます。
この副将と王騎将軍のペアは前回の3のほうで「やる気満々ですね」「満々です」「マンノマンノマンデスネ」とかなんとかコント的掛け合いで仲良しぶりをみせてくれていて、それも踏まえて見ていると2度美味しい…という戦闘シーンでありました。
あとはやっぱりこの映画、「主演、大沢たかお」って感じがしちゃいました。山﨑賢人はもちろん素晴らしかったのですが(とくにがむしゃらに走るシーンが好き)、ストーリー的にも大将軍を中心にしていますし。
幼いころにシンがみた王騎将軍、ありゃ憧れるよ…という風格に満ちていました。今回もまた見事なラストでありました。
ほかのキャラクターも魅力的な俳優陣ばかりで、キャスティングした人は偉い!とわたしは褒めたい(何様)。
しかしやっぱり大沢たかおの熱演なくしては成立しなかったんじゃないかと思っています。
私は原作は未読でアニメを2期くらいから観ているていどのモノですが、この実写映画のほうがアニメよりも好きですね。
やり始めたらいくらでもエピソードがある(とくにエイセイの母を端折ったのがすごい)なかで、これを2時間ちょっとでまとめたのはエライことだと思います。