この声と音楽をこの世に送り出したすべてのものに感謝したくなるような気持ちのよい歌声です。(個人の感想です)
ハイキューのエンディング曲から入り、それらはとても好きでしたが、アルバムを試聴(全曲数秒)しただけではあまりピンと来なくて発売当時は買わなかったんですね。でもシングルだけ買った「発熱」が、何度聴いても飽きなくてやっぱりいいなと思い、今ごろ衝動買いしました。
歌詞が、最初のうちは半分くらい何言ってんだかワカラナイヨーというかんじでしたが、曲がいいので何度も聞いていると、だんだん意味が取れるようになってきました。表現しようとしているものの輪郭が見えてくるといいますか。
具体的な物語や情景が浮かぶような言い回しじゃないので、あまりキャッチーではないですね。陳腐な表現を廃した、内省的といいますかとにかく自分の内側を、暗い穴も光の隙間もすべて繊細な描写で捉えて描き出そうとしているんだと思います。私はそう感じました。
はっきりしたラブソングや応援歌じゃなく、心の葛藤だけを紡ぐような歌なので、曖昧さはあるもののタイアップで具体的な人物や物語とセットで観たときのハマり易さがあると思います。説明しすぎていないのがいいのかも。だからハイキューのエンディング映像はすごく良かった。若者の、単なる熱血とはまた違う、内なる闘志がたぎりまくるイメージにがっちりハマっていました。
といっても、いま放送中のシーズンじゃなくて前回の、なんですけどね。いつも遅いですわたしは。はい。
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