4年生は、私はいつも何を読むか悩んでしまいます。あまり幼いものでももの足りないだろうし、かといって高学年に読むようなちょっと難しい本や感動一辺倒みたいな本も、ちょっと冷めたところも出てくるこの年齢にぶつけていいものかと。勝手な思い込みかもしれませんが。
落語絵本がわかってくるのもこの学年と言われますが、落語本はよく練習してないと、噛んだら台無しになるのでコワイです。
これは、高学年用に借りてきた科学絵本ですが、息子が楽しそうに読んでいたので、お、4年生にありか。と思って読みました。息子はあとで、「僕が知っているやつだったから。(ちょっと残念)」と若干の不満を表明してました。
シロナガスクジラより 大きいものって いるの? 作・絵:ロバート・E・ウェルズ / 訳:せな あいこ出版社:評論社 |
「シロナガスクジラより 大きいものって いるの?」
シロナガスクジラからはじまって、エベレスト→地球→太陽→アンタレス→銀河→宇宙
の順でどんどん「大きいもの」の話が進んで行きます。シロナガスくじらを100匹瓶につめて、積み上げても、「エベレストに比べたら毛が生えたようなもの」と分かりやすい絵で展開するので、子供たちの食いつきもよく、楽しげに聞いてくれました。(解説まで読んで15分)
途中、銀河のところを読んでいて、「銀河を遠くからみるとこんな形・・・」と次のページで銀河の全体像が見える、という流れの時に、先生が「銀河より大きいものってなんだ~?」と仰って、あ、まだそこじゃない!という(私の中で)気まずいかんじになりました。せんせい・・・!良かれと思って言ってくれているのは分かりましたが、正直先生には、ただ見守っていていただきたい。
読み終わって、挨拶なので立ち上がると、先生が本の内容について子供たちに教育的ご指導をされていて、それは私が帰ってからでお願いします…と思いました。
しかし私は人のことをどうこう言えません。息子から家で、「声の大きさはいいけど、だいじなこと言うよ!つっかえてた。(噛みすぎ)」と指導を受けました。たしかにね!