「くんしはこれをおのれにもとむ。しょうじんはこれをひとにもとむ。」孔子の言葉です。〈君子は物事の責任を自分に求めるが、小人は人のせいにする。〉という意味でしょう。
『論語』には、君子と小人を対比させた文がいくつかあります。『論語』でいう君子は、〈学問を積み人格を磨いて社会に貢献し得る立派な人で、官僚や為政者になり得る人〉というのが私の解釈ですが、小人は、〈未熟な人、至らぬ人〉の意味かと思います。
君子は、我が事として物事を受け止めるので、物事の原因が自己にないかと自省するのに比して、小人はむしろ他人に原因があると考えてしまうというものです。
内心、恥ずかしさに冷や汗をかく日々です。 😰