今日は寒く雪も舞うので、散歩を止めて、部屋の片付けをしています。途中で古い雑誌を発見し、何気なく見ていましたら、旧制高等学校の試験問題(入試問題ではありません)が載っていました。
大正10(1921)年の第四高等学校(金沢大学の前身)のものと思われます。
その問題の中に、俳句の解釈をせよという問題があります。(理科二年級のもの)
(イ)絹着せぬ家中ゆゆしき更衣
(ロ)何事ぞ花見る人の長刀
俳句と俳文の試験だそうです。教室で教わった句なのでしょうか。おもしろいなあと思いました。正解はわかりませんが、イは、〈きぬきせぬかちゅうゆゆしきころもがえ〉、ロは、〈なにごとぞはなみるひとのなががたな〉と読んで、いろいろ考えてみました。
それで部屋の片付けは進まなかったという次第です。
**駄文、ご覧くださって、まことにありがとうございました。