松江市のハーベスト出版から、私のような城に不案内な者にもわかりやすい本が出版されました。
各城館50についての説明(第二章)は、それぞれ4~6ページ程度が当てられていて、地図・写真も見易いものになっています。最初に、所在地・標高・比高・主な遺稿・文化財指定の有無と名称などが箇条書きにされ、記述内容も項目だてがわかりやすくなっています。
また、第一章が導入部分になっていて、城館の研究の観点が述べられていて大変興味深いものです。文書史料に加え考古学の視点がかねてより大きな調査要素になってきていることがよくわかります。
〇書名 『安芸の城館 城館50選と安芸の城館の実像』
328ページ+口絵写真
〇編著者 小都隆(おづ・たかし)
〇発行 ハーベスト出版 2020年12月21日
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