瀬戸内寂聴さん最後の「愛に始まり愛に終わる」の〆の言葉、
「生まれた時もひとり 死ぬ時もひとり そして人と共に住すれどもひとり」
心はひとり・・・一遍上人さんの教えにあるそうです。
私が、自分の人生を振り返りながら、現在までの心中を整理した時、
いかなる時も心はひとりで歩んできたことを実感している。
弱虫の私が誰も頼らず生きてきたのではない。
一晩一人で過ごすときは、愛犬2頭を部屋に入れて用心棒になってもらった。
常時、話し相手は愛する姫ちゃん(猫)
異なった環境に生まれた者同士、結婚しても意見は合わないし、
息子だって独自の考えを持っていて意見は食い違う。
自分の心が一番正しいとは考えていないけれど、
誰とも一心同体にはなれないと言うのが結論だと実感している。
幸せだとか、不幸だとかの問題ではなく、個々の心の在り様、
一生が終わった時は格安でひとりを自覚した人々と共に、埋葬して欲しい。
自由に自然に一人を確立出来る処・・・が、遺言です。
そして私を慕ってきたかわいいペットたちは、
後先は問わず私と同じ所へ埋葬して欲しい。
人は愛の終わりを認識していても、
ペットたちの純粋な心は愛を求め続けてている。
一生って純粋を求めて生き続けることがひとりの到達点、
身近な人々への心は最大限に巡らし、
今を笑顔で大切に・・・
限りある明日を夢見ている。
だって・・・映画やテレビで活躍された方々や、
世界の著名人が日々、天国へと旅立たれる。
「愛で始まり 愛で終わる」
ひとりで生まれ来て ひとり旅立つ命、
愛おしく思います。
これは「矢切の渡し」の折り紙、
風情を感じます。
もう長い事埃を冠っていても、切ない想いを滲ませているようで今も・・・
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