半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
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世界遺産の認定に必要なもの

2011年05月12日 12時12分37秒 | Weblog
こんにちは、半次郎です。

世界遺産に認定されるには、『顕著な普遍的価値』が必須条件なのだと言うことを、何かで知りました。
誰かの講演だったと思います。

半次郎の郷里も、世界遺産の暫定リストに入っていますが、順位(というものがあれば)は遥かに下の方です(…と思います)。

ただ、“顕著な普遍的価値”さえ見いだせれば、世界遺産に認定されるのです。
…と簡単に言うけれど、“顕著な普遍的価値”ねぇ?
一体、顕著な普遍的価値って、どんなものを言うのでしょう?

この“普遍的”と言うのが曲者です。
辞書には、『広く行きわたること。すべてに共通すること。すべてにあてはまるようす。』とあります。

正直、よく分かりません。

『将来に渡り、世界中の人々に価値を認められるもの』という解釈でいいのかなぁ?
『人類に共通して影響を及ぼしているもの』となるのか…?

難しい!

しかもその前に、“顕著”という文言が付いています。
因みに辞書には『はっきりと目立つようす。』とあります。

何だか分からないものが、さらに目立っていなければならない訳で…。

“難しい”に輪が掛かります。

こんな難しい定義があるのですから、さぞや認定された世界遺産は数少ないに違いないと思って調べてみると、何と、昨年末の時点で911件も認定されているではありませんか。
今後認定されると予想されるものを含めると、1500とも2000とも言われています。

そう言えば、確か世界遺産を紹介する番組もあったなぁと思い出しました。
毎週放送されるレギュラー番組が出来る位ですから、それなりの数はあって当たり前です。

こんなにあったら、取りも直さず、地球上は遺産だらけと言えましょう。
遺産に囲まれて暮らしていると言っても過言でないくらい…。

ありがたいことでございます。

ところで、世界遺産に認定されると何かメリットがあるのでしょうか?
世界遺産饅頭を販売出来るとか…?

認定されると観光客が増えると期待しているのでしょうが、世界遺産だから…と言う甘い期待は持たない方が良いと思います。

観光する側にとって、観光するに値する魅力があるかどうかが全てです。

ディズニーランドは世界遺産では無いけれど、あれだけの人が集まるのですから…。
(ディズニーランドと比較するな!)

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