こんにちは半次郎です。
今日はナイチンゲール・デーだそうです。
これは赤十字社がナイチンゲールの誕生日を記念して制定したもので、1820年の5月12日がナイチンゲールの誕生日なのだそうです。
このナイチンゲールという方の伝記は、クリミア戦争で敵味方なく傷ついた兵士の看病をしたと言う、白衣の天使として記されたものがほとんどでしょう。
でも、実際は看護師として働いたのは、実質2年半だそうで、しかもこのときの激務が祟って、クリミア戦争から帰還した36歳から亡くなる90歳までの54年間、ベッドでほぼ寝たきりの生活を余儀なくされたのだそうです。
クリミア戦争での看護がどのくらいの激務だったかと言うと、怪我人に包帯をするために、1日に8時間も膝まずいていたとか、たくさんの怪我人が雪崩れ込んできて、24時間ぶっ続けで立ち働きをしたという記録があるようです。
しかも弾が当たったら切断するしかなく、麻酔がないため、半狂乱となる患者を殴り付けて静かにさせるのだそうです。
こうして見ると、ナイチンゲールは天使と言うより、戦争の犠牲者としか思えないですね。
あまりにも悲惨で、せつなくなります。
戦争はいつの時代も、人々の幸せを奪っていきますが、不戦の誓いを立てた我が日本国が、これからもその誓いを守って行けるよう、しっかりと子や孫に伝えていきたいものですね。
From 半次郎
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