こころの声~神様からのプレゼント~

こころサポートHappy♡『ここはぴ』 片原典子(福岡)

迷いを持ちこたえる力「葛藤保持力」とは

2018-10-27 | blog
大先輩であり、私のカウンセラーでもある米倉けいこ先生(ひまわり先生)との勉強会の中で、
あーこれって子育て中のパパやママに伝えたいなーと思ったので、シェアします。


心理カウンセラーの典です(´-`*)


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河合隼雄先生『こころの子育て』より

子育てを本気でやってたら、いろいろ問題が起きてくるし
悩んだり迷ったりすることはよくあると思います。

だから悩みや迷いがあるのは問題なのではなくて、
問題があるのにちゃんと悩んだり迷ったりしないことが問題なんです。

迷いを持ちこたえる力は大事です。

ぼくはそれを「葛藤保持力」と言ってるんです。

みんなそれが苦しくて嫌だから、 葛藤することをせずに、すぐどちらかにしてしまうんです。

「悪いのは私ではない」とか「母親が悪い」とか、決めてしまえば簡単でしょう。

それを決めてしまわずに、
「母親が悪いかもしれない、悪くないかもしれない。 どっちだろう」とずっと考えていく。

すっごいエネルギーのいる仕事です。

子育てなんかも、「ダメッ」ととめたらいいのか、 もう少し見てた方がいいのか、
葛藤そのものだからねえ。

いろいろな葛藤を持ちながら、 ぐっと耐えてそれを持ち続ける。

それが「おとな」なのだ、 というのがぼくの定義なんですよ。

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私もずっとずっと、子育て中の葛藤あります。

感情と理性が行き来します。

それが辛くて苦しくて悶々としていたこともありました。

しかし、「悩むこと、葛藤することは能力なんだ」と学んで、
急いで答えを出さなくてもいい、悩んだり葛藤したりしながら
親として成長していけばいいんだと思ったら、気持ちがとても楽になったのです。


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