永康街の日本人おばあさんを訪れた話、今回は最後です。
私と友達と横並びでソファーに座り、おばあさんは向かい側に座る。おばあさんに、どうしておばあさんに会いたかったか、会いに来たかを説明。
日本の新聞記事で読んだこと、自分のおじいちゃんも台湾に昔住んでいたことなど。
おばあさんの話によると、この古い日本家屋は日本時代に台湾大学の先生が住んでいたとのこと。この辺り(永康街)には当時、台湾大学の教師の家がたくさんあったと。日本人がたくさん住んでいたらしい。
日本時代も終わり、日本人教師も徐々に日本に帰国。その時、日本人教師の一人にここを譲ってもらったのが、このおばあさんの旦那様らしい。
なるほど、そういうことなのかと思い、もっと質問をしたかったのだが、おばあさんも疲れている様子だったので、長居はしなかったことを覚えている。
私のおじいちゃんのことになる手掛かりは、一つだけ教えてもらえた。台北市内にある、日本語を使って過ごすご老人のホームには、日本語を話せる台湾人の方々がたくさんいるとのことだったので、紹介していただいた。
こうして、私の台湾=日本の気持ちが一層強まるのでした。
※写真は、おじいちゃんが昔お酒をよく呑みに行ったという淡水の丘から撮った写真。
淡水 また行きたいなあ〜。
秋以降になったら大丈夫でしょうか?
ちらっと見えるのは赤毛城?
違いますねー。
淡水に行かれたことがあるんですね。散歩をしながら美味しい物も食べられて、楽しい場所ですよね。