全線が単線路線の播但線は各駅で列車交換を行います。姫路から寺前までの各駅は電化と共に列車の行き違い設備を持たなかった駅も改修されて、全ての駅で列車交換が可能になっています。以前は停留所のような一面のホームしかなかった砥堀駅と新野駅にも、上りと下りのそれぞれのホームができています。甘地駅は電化前から両面のホームを持つ古い駅で、跨線橋もあります。この駅での列車交換はよく行われていて、朝の通勤時間帯には103系の4両編成が上下で揃うこともあります。播但線の103系は、2両編成が基本になった3501～3509の9種の車両がありますが、4両編成が上下で揃うということは、9種のうちの4種が一つの駅に集まっているということになります。今回は4両編成が先に駅に入り、そこで2両編成の対向列車を待つ状況でした。入って来た2両編成は、Ｗパンタグラフに改造された3509でした。
30秒の心象風景27121・上下同時刻発～播但線甘地駅～
https://youtu.be/L4OoIN0Icys
