仏教伝来と共に伝わったのは五重塔や三重塔のような層塔である。現存する最古の塔は法隆寺の五重塔である。これ以前にも五重塔などが建造されたがいずれも失われた。しかし、その伝統を引き継いで再建された塔は多い。奈良に残る多くの塔はそんな歴史を持っている。それに対して、多宝塔という形はいつ生まれたのか。それは、平安時代に空海が伝えた新しい仏教によるとされる。真言密教の伝来と共に始まった塔の形のようだ。二重になった塔は二層目の軸部が円形になるというこれまでに無い形になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/12/cf365f3ae37d77b031c07378231d536a.jpg)
30秒の心象風景8865・丸い勾欄~荘厳寺多宝塔~
https://youtu.be/PuVNNZvupfs
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