福崎町に生家が残る柳田國男。日本民俗学の創始者として知られている。生誕の地である福崎町にはその生家を移築し、保存している公園がある。この公園には明治時代の郡役所の建物も移築保存され、福崎町の歴史と文化を伝える場所になっていた。ところが公園にある小さな池からカッパが登場することが知られるようになって、いまでは妖怪公園になっている。柳田國男にちなむ河童が登場することによって始まった妖怪ブームはこの公園を観光地にしたようだ。駐車場の整備がすすみ、観光客を迎える様々な設備が整えられている。しかし、その大本は柳田國男であることは間違いない。文化というのはそういうものなのか。河童から逆にたどる柳田國男である。
30秒の心象風景17965・妖怪と記念撮影~リカちゃんの旅~
https://youtu.be/0oY7tkFTi-Y
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