日吉大社の参道をすすみ赤い鳥居のところまで来ると、六角形のお堂があります。案内板には六角地蔵堂とありました。そこに『本尊は比叡山の開祖伝教大師最澄上人ご自身の石地蔵尊と伝え、坂本六地蔵淵源の地であります。この地蔵尊は変じて真盛上人(西教寺開山)として現れ、入寂の後に再び地蔵尊に復されたという霊験あらたかな尊像であり、伝教大師が童子養育に心を注がれながら彫りこまれたので「子育て地蔵」とも呼ばれています。』との紹介があります。伝教大師最澄上人自身の石地蔵尊で、坂本六地蔵の一つのようです。坂本には、この地蔵も含め最澄ゆかりの六地蔵があるらしいのですが、web上を検索すると、調べた人からの情報が得られました。その情報では、六体のお地蔵さんは、坂本・下阪本・穴太・雄琴の各地区に点在しているということです。1. 「早尾の陰坊(かくれんぼ)地蔵」(日吉大社境内)というのが、この六角地蔵堂のことでした。そして、2.「阿波羅屋(あばらや)地蔵」(坂本7丁目)3.「苗鹿(のうか)地蔵」(法光寺境内)4.「比叡辻の地蔵」(観福寺境内)5.「穴太(あのう)地蔵」(穴太)6.「明良(あきら)地蔵」との案内を得ました。いつかその全てを巡ってみたいと思う出会いになった六角地蔵堂です。
30秒の心象風景26832・六角地蔵堂~比叡山坂本~
https://youtu.be/DkXZyIKzQ-4