亡義父は70歳代の頃だったかに、自分から免許証を返納した。
そのきっかけはお墓参り。
レンタカーで約1時間かかるのだか、 左折するポイントを間違えてしまい、
それが自身には大変なショックだったらしい。
国道から細道に入るところで、主人も義弟も同じく、
何度行っても間違えそうな場所なのだが。
義父は秘書課の運転士の仕事をしていたので、運転はプロ級。
私達は正直、とても驚いたのを覚えている。
でもその判断は正しかったのだと思う。
主人の実家は交通の便が非常に良い。
地下鉄の駅、京阪の駅、バス停、それぞれ近くにある。
商店街がすぐそばにあるので買物もできる。
コンビニも歩いて2~3分の場所に4店はある。
病院も各科、たくさんある。
車はお墓参りの時にレンタルするだけだし(昔は所有していた)、
お墓参りは主人~義弟に引き継げた。
私のほうの実家はどうだろう。
車がなかったら大変だ。
買物、病院、コンビニ、近くにはない。
兄は60代。この先どうするのかな。
免許証返納する夫と、その妻が、
2人の想い出の場所をドライブでめぐるという企画があった。
ほほえましく感動的だった。
主人と私ならどこをドライブするだろうか。
海を見に行くかな。
そして、
「海やっ!!」
と、叫ぶ。
>昨今、高齢者の運転事故が多発と報じられています
高齢者の方々、とてもお元気です。
昔と違って映像が残るのでニュースにも取り上げられやすいですしね。
>今の車は高性能化してエンストしてくれません
変な話ですよね。高性能ゆえに事故を招くなんて。
逆のはずですが。乗り心地を優先させるからでしょうか。
>踏み間違えないような工夫は簡単に出来るはずですが、メーカーはやってくれません。
車が事故で破壊されないと車が売れませんもんね。
>東京に来て日常的に車が不要になったこと
東京や大阪のような都会では車がなくても生活できますものね。
私の実家のほうでは、車がないと大変でしょうね。
なければないでなんとかなるかもしれないけど、不便極まりない生活になるでしょう。
それでももちろん事故を起こすリスクは避けたほうがいいと思います。
>「運転経歴証明書」を発行してくれまして、これは更新なしで一生身分証明書として使えるのです。
そうらしですね。私も身分証明書に免許証を使うので、
ペーペーですが更新しています。
考えたえたら私も返納してもいいですよね。
>もう「殺しのライセンス」はありません。
更新に来られたお年寄りへのインタビューのなかで、
アクセルとブレーキを踏み間違うことがあると答えておられる方がいました。
自覚しているのに返納しない人もいますから、本当に怖いです。
踏み間違えないような工夫は簡単に出来るはずですが、メーカーはやってくれません。
だから、悲惨な暴走事故がいまだ防げないでいます。
こんな車を造ったメーカーに責任を取らせるべきだと思いますが、多額納税のメーカーに、国は見てみぬふりです。
返納、私は70歳を前に返納しました。
東京に来て日常的に車が不要になったことと、更新期間が短くなって面倒だと思ったこと等が決め手でした。
それでも身分証明書代わりに必用と思っていたのですが、返納すると「運転経歴証明書」を発行してくれまして、これは更新なしで一生身分証明書として使えるのです。
そういうことで今は免許証無しで暮らしています。もっぱらママチャリです。
もう「殺しのライセンス」はありません。