７８『蒲生村に残る水郷の面影を探して』９楠根川跡～１２室戸台風遭難学徒の碑。

 新喜多橋を渡ると、船が巡航していた昔は賑わっていただろうと思われるお店がいくつか残っている。



９　楠根川跡
「楠根川は、旧大和川交流の玉串川（八尾市）から分岐し、長瀬川とも合流して寝屋川へ注いでいました。」

楠根川跡緑陰歩道
 

細長い緑陰歩道で、子供たちが遊んでいたり、木陰でおじさん達が麻雀したりしていた。







１０　新喜多新田会所跡
「新喜多新田を経営するための会所があったところです。
新喜多の由来は、ここの新田開発を進めた鴻池新十郎、鴻池喜七、
今木屋多兵衛という３人の名前から１字ずつをとって名付けられたとのことです。」






極楽橋
今福南、寝屋川にかかる橋。







１１　旧野崎街道の跡
「野崎街道は通称「野崎の観音さん」で知られる曹洞宗福聚山慈眼寺（大東市野崎）への参詣道です。
舟の乗客と土手を通る人がお互いにののしりあう光景が、落語の「野崎詣」では演じられています。」
 


１２　室戸台風遭難学童の碑（栄照寺）



屋根の上に屋根がある？


「昭和９年（１９３４）９月２１日の朝、近畿地方一帯を室戸台風が襲いました。
鯰江第２小学校（現・今福小学校）では倒れた校舎の下敷きになり、多くの児童が犠牲となりました。
子供の犠牲が大きかったのは木造校舎が多かったためで、大阪市はこれを機に校舎の鉄筋化を進めました。」


モダンな建築。お寺さんのご自宅だろうか。



Mameshiba

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