今回紹介するユーミンの楽曲は【水の影】。
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まずは動画をご覧ください。
J-POP TUBEさん、ありがとう。
間奏と最後の二胡が、なんともアジアの雄大さをあらわしているよう。
水の影
作詞 : 松任谷由実
作曲 : 松任谷由実
たとえ異国の白い街でも
風がのどかなとなり町でも
私はたぶん同じ旅人
遠いイマージュ 水面(みなも)におとす
時は川
きのうは岸辺
人はみなゴンドラに乗り
いつか離れて
想い出に手をふるの
立ち去るときの肩のあたりに
声にならない言葉きこえた
あなたをもっと憎みたかった
残る孤独を忘れるほどに
よどみない浮世の流れ
とびこめぬ弱さ責めつつ
けれど傷つく
心を持ち続けたい
時は川
きのうは岸辺
人はみなゴンドラに乗り
いつか離れて
想い出に手をふるの
このゴンドラっていうからには、たぶんイタリアが舞台なのかな。それとも現世ではない、つまりあちらの世界なのかな。
そんな論議は不必要。
『時のないホテル』(1980) 最後の楽曲で、LPレコードの締めにふさわしい。
【立ち去るときの肩のあたりに 声にならない言葉きこえた あなたをもっと憎みたかった残る孤独を忘れるほどに】
胸が痛くなるよ。
ハル★