ここんとこ、なんか映画づいている。気になる映画が多いんだ。
去年の12月に観に行ったのが、この映画。
キャスティングと云うより、なんだかストーリーに惹かれていてた。
村上ショージさん。
実はね、この人ってあまり好きじゃなかった。だから期待もしていなかった。(ゴメンナサイ。)
と・こ・ろ・が・だ。
このとっぽいキャラが適役で、またベテラン芸人さんだけあって滑舌もよく、声の質もスクリーン向き。
これこそハマリヤクだと思う。
完全に関西弁を封印している努力もすばらしい。
詐欺師のおハナシで、あまり説明しちゃいけないと思うのでそこは省くけど、とにかくおもしろかった。
どうせ観客をだまして、制作者側の意中のままなんでしょ?と、ちょっと斜に構えていた。
ところが裏の裏、またその裏をかかれてしまい、まさに手玉に取られた感じ。だからと云って嫌悪感はない。
みごとにだまされましたって感じ。
ややもして原作本が手に入った。
けっこうなボリュームがあるけど、短時間で読み終えてしまった。
原作を越える実写ってなかなかないけど、これについては双方がおもしろかった。
巻末の解説。↑※本編を読まれた後にお読みください。
まさにその通り。
映画はヒットしなかったみたいだから、すぐにテレビで放映すると思う。
そのときはみなさん、だまされてください。
ハル★
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