はるかのカフェテリア

15歳蒼君、僧帽弁閉鎖不全症、腎不全、肺水腫(10回)、膵炎→12/25天使に
14歳紅亜、肝細胞がん(疑い)のブログ

映画鑑賞 天空の蜂

2015年09月24日 | Weblog
★★★★★

今までで見た映画の中で、最高傑作だと思います。
とても言葉で表現できないほど深い考察に大きなスケール。だけど確実に現実で。我々に突き付けられた問題から
目をそらすことができない身近な現実を映画という短い時間の中で、心に突き刺さるほどの衝撃を受けました。

著名人たちからのコメントで、私が一番共感したのは、ホリエモンさんの言葉です。

(引用)堀江貴文 実業家

原発推進派は原発がゼロリスクでなく時には事故が起きることを正直に告白した上で有用性を主張すべきだし、反対派は感情論で何でも反対、どんな手段を用いても阻止すべき的な短絡的な動きをしてはならないよ、という戒めの映画。その裏には感情を表に出さず黙々と働く、しかし時には非難を恐れて自分の意見を言わない卑怯な大衆が隠れている。言い訳を許さない映画。
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まさにその通りだと思いました。
無関心なダメ人間の私ですが、色々と考えさせられる映画でした。
賛成派の人の考え方や気持ち、反対派の人たちの憤り、どっちもきちんと表現されていて、
原発の問題がわかりやすく、けれど鬼気迫る映像に自分が当事者の気分を味わいます。
最終的には大きな問題定義を国民へ投げかけた恐ろしい作品ともいえます。
プラチナデータの時には、ちょっと…と思っただけに期待していなかったのですが、これは見て損はない作品だと思います。


コメント
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