ロサンゼルスで、着物暮らし

太陽燦燦のロサンゼルス近郊で接する和なあれこれ。
LAに帰って来ました。肌寒い日が続いています。

戌の日に帯祝い

2007年07月15日 | そのた
こちらで報告いたしましたとおり、赤ちゃんを授かりました。
腹帯は医学的に何の根拠もないそうですが、無事に安定期に入ったお祝いと安産の祈りをこめて、巻いてみました。調べたところ、今は現代風の腹巻風のものやサポートタイプなどいろいろあるようです。私は、母の一番の勧めである晒に決めました。京都の神社で祈祷される特別の腹帯も一瞬考えたのですが、リトル・トーキョーの和物全般を取り扱うお店で、ちょうど晒を発見。これに決めました。
半幅に折って、下腹から巻き上げていきます。一周目はまっすぐ、二週目からお腹の出っ張りにあわせて一箇所折り返し、何週か巻いてから最後に折りこめば出来上がり。安定感はあるので、いいかもしれません。
日本では妊婦は冷やすといけないとよくいいます。一方、こちらでは、妊婦は熱を体に溜めてはいけない、という指導もあるようで、まったくの正反対。不思議ですね。後者をしっかり守った方も玉のような女の子を産んでらっしゃいますし、自分の体の声に耳を傾けていきたいと思っています。